2015年10月19日-10月23日
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1万カ所の充電スポット、北京で設置へ

2015年10月28日

 江蘇省常州市で2015カ所の充電スポットを設置したことに続き、江蘇万幇充電設備有限公司は23日、クラウドファンディングを通じ北京市に1万カ所の充電スポットを設置すると発表した。中国汽車(自動車)流通協会の沈進軍会長は、「新エネ車のインフラの整備は、新エネ車の普及を力強く促進する」と述べた。科技日報が伝えた。
 北京市に1万の充電スポットを設置するため募集する「パートナー」は、5台以上の停車位置を持ち、かつ高い電気容量を確保しなければならない(1カ所の充電スポットはエアコン3台に相当)。観光地、ホテル、商業施設、企業、大学、機関、病院などが最適だ。
クラウドファンディングによる充電スポットの設置、地域産業連盟などの革新的な方法を通じ、同社は3年内に45億元(1元は約19円)を投じて全国60都市にスマート公共充電ネットワークを建設・運営し、25万か所の充電スポットを設置し、規模化された都市充電ネットワークを形成する予定だ。
 2020年までに全国で100万か所以上の充電スポットが設置・運営され、全国的な都市スマート充電ネットワークが形成される見通し。最終的にモノのインターネット、インターネット、車載ネットワーク、スマートグリッドを融合し、新エネ車の普及を促進することになる。

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