2015年11月02日-11月06日
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C919 来年に初フライトへ

2015年11月03日

 中国商用飛機有限責任公司はこのほど、初の国産中距離ジェット機「C919」が同会社の新たに建設した組立製造センター浦東拠点でラインオフしたことを明らかにした。計画では2016年に初フライトが行われるという。「人民日報」海外版が伝えた。
 2日午前、斬新な航空機組立作業所に掲げられた幕が左右にゆっくり開くと、中から「商用飛機ブルー」と「商用飛機グリーン」で塗装された新型商用飛行機C919の姿が現れた。C919は中国が独自開発した中距離ジェット機で、国内で初めて最新の国際耐空性基準に則って開発製造された幹線用の民用航空機でもある。標準型は2クラス構成で158席、航続距離が4075キロメートルに達し、知的財産権を完全に備えている。08年に開発が始まり、計画では16年に初フライトが行われる。現在、国内外の21社から注文を受けており、総受注数は517機に上る。

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