2015年11月02日-11月06日
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中国の火星探査機が登場、黄金色の機体に注目

2015年11月03日

 中国が独自に打ち上げる火星探査機が、第17回中国国際工業博覧会で初お披露目となる。中国航天科技集団公司の展示ブースでは、全体を黄金色に塗られた火星探査機が目立つ位置に展示される。技術者は現在、最後の取付に勤しんでいる。新華社が伝えた。
 上海航天技術研究院衛星専門家の牛昇達氏によると、中国の火星探査は一度の打ち上げにより、火星の総合リモートセンシング、着陸・巡視・探査を実施する。そのため火星探査機は「周回機」と「着陸機」に分かれる。今回展示される火星探査機は3分の1スケールで、上部の円錐状の部分が「着陸機」、下の六面体が「周回機」だ。また非常に目立つ白い強化アンテナは、地球と火星の間の長距離通信に用いられる。
 中国航天科技集団公司は長年に渡る取り組みと蓄積により、数多くのコア技術を掌握している。同社は2020年の打ち上げ計画に基づき開発を急ピッチで進めており、順調に成果を手にしている。

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