2015年12月01日-12月04日
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世界の科学者、地殻・マントル境界の貫通に着手

2015年12月04日

 米国の掘削船「ジョイデス・レゾリューション号」が12月2日、スリランカのコロンボに停泊した。地殻を貫く深い穴を掘り、地殻とマントルの境界に直接触れることは、全世界の地球科学者の理想となっている。米国、英国、中国など12カ国の30人の科学者が同船に乗船し、南西インド洋で地殻・マントル境界を貫く、初の大洋掘削に備えている。新華網が伝えた。
 科学者は今後2ヶ月に渡り、同船に乗り南緯32度・東経57度付近の南西インド洋海嶺で、深さ1300メートルの穴を掘る。中国科学院地質・地球物理研究所の劉伝周研究員、同済大学海洋地質国家重点実験室の周懐陽教授、研究チームメンバーの馬強博士らが全過程に加わる。

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