2015年12月14日-12月18日
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烏鎮インターネット病院、初の処方箋を発行

2015年12月14日

 浙江大学医学院付属第二病院院長、心血管系専門家の王建安医師は10日午後、烏鎮インターネット病院を通じて、現地の患者の「オンライン問診」を行った。その後、同病院にとって初となるオンライン処方箋を発行した。処方箋に書かれた心血管治療薬は第3者の薬品メーカーを通じ、患者の自宅に配送される。初の処方箋の発行は、烏鎮インターネット病院がオンライン診療の全フローの応用を実現したことを意味する。浙江日報が伝えた。
 王医師によると、薬を常用する「慢性的」な患者の場合、自宅で手を動かすだけで医師の処方を受けられ、さらに薬を自宅に配達させることもできる。これは患者の利便性を大幅に高め、医師の業務効率の向上、医師と患者のマッチングの改善に対しても、積極的な意義を持つ。王氏は、「オンライン処方はインターネット病院と実体を持つ病院の結びつきを促し、実体医療機関と『インターネットプラス』の融合を実現した。烏鎮インターネット病院のモデルは、一つの流れになる」と話した。

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