2016年01月01日-01月01日
トップ  > 科学技術ニュース>  2016年01月01日-01月01日 >  前漢・海昏侯墓の主棺、実験室内での整理段階に

前漢・海昏侯墓の主棺、実験室内での整理段階に

2016年01月06日

 注目を集めていた江西省南昌市にある前漢・海昏侯墓の主棺(棺床を含む)の箱詰めが、1月5日に完了した。箱の底は鋼板で出来ており、東北地区から運ばれた松の木が使われている。体積は約4立方メートル、重さは約4トン。専門家チームは先月30日、発掘現場での議論の末、内棺の文化財が複雑に堆積しており、多くの玉器が副葬されていることから、文化財の安全を保証するため、主棺全体を取り出し実験室内で整理作業を行うことを決定した。人民日報が伝えた。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます