第13次五カ年計画、6大気象プロジェクトを推進

2016年01月21日

　中国気象局の鄭国光局長は20日に開かれた全国気象局長会議において、「中国は第13次五カ年計画期間中（2016−20年）、6大気象プロジェクトを重点的に推進し、2020年に気象近代化の目標を期限通り実現できるようにする」と述べた。人民日報が伝えた。
　6大気象プロジェクトの内容は下記の通り。
・気象予報・警報プロジェクト。全国の内陸部および沿岸部の突発的な事件の予報・警報を行う。
・国家気象科学技術革新プロジェクト。高分解能資料同化・数値予報モデルを構築する。
・気象情報化システムプロジェクト。国民向けの気象情報共有プラットフォーム、公共気象サービスプラットフォームを構築する。
・海洋気象能力建設プロジェクト。海洋気象災害防御体制を構築する。
・衛星・レーダー等気象探査プロジェクト。自動化、ネットワーク化、標準化、天地・宇宙一体化の近代的総合気象観測システムを構築する。
・人工気象操作能力建設プロジェクト。航空機による作業能力を重点的に構築する。