2016年02月15日-02月19日
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国産複合型ロボット、量産を開始

2016年02月23日

 中国科学院所属の新松ロボット自動化公司は瀋陽市で、独自に開発・生産した複合型ロボットの量産を開始し、3ヶ月余りで40数台を販売し、市場の見通しは良好だと発表した。新華社が伝えた。
 この複合型ロボットは手足の2つの機能を一体化させた国内初の新型ロボットで、世界トップのロボットメーカーとほぼ同時に発売された同類製品であり、精度や速度などの指標で引けをとらない。
 このロボットはスマート移動ロボット、汎用産業ロボットなどの作業ユニットを集積し、視覚誤差補正などの技術を採用しており、機械構造全体の運動の精度の厳しい条件を満たしている。その車体位置決め精度は±5ミリメートル、資材位置決め精度は±1ミリメートルで、運搬や荷役などの基本機能を持つ。また視覚識別センサー技術の応用によって、製造過程での工具の迅速な切り換え、各種資材のスマート仕分けが可能だ。

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