中国の極地観測船「雪竜号」は27日、南極大陸一周航行を終え、中山基地付近のプリッツ湾に帰還した。雪竜号の南極大陸一周航行はこれが2回目で、反時計回りでは初となった。航行日数は75日、航行距離は1万8000カイリ以上。新華社が伝えた。 雪竜号は昨年12月15日にプリッツ湾を出発し、反時計回りで南極大陸を一周した。中国科学観測隊は航行中、中山基地と長城基地の物資補給、南極海の科学観測、新観測基地の建設候補地選択などの任務を完遂した。