2016年04月04日-04月08日
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北京で最も高いビルになる「中国尊」を訪ねて

2016年04月15日

 中建三局集団有限公司が請け負う、北京市朝陽区CBD中心エリアに建設される「中国尊」は、竣工すれば北京で最も高い高さ528メートルの建物になる。中国尊の建設工事を担当する曾運平氏によると、この建物の建築面積は43万7000平方メートル、高さは528メートル(地下7階、地上108階)。A級オフィス、会議、観光、多機能関連サービスを一体化した北京で最も高い建物、首都のランドマークになる。人民網が伝えた。
 建設工事は2013年7月29日に始まり、2014年12月10日に地下部分が全面的に竣工した。2017年7月に最上部を封じ、2018年10月に全面的に竣工する。
 北京の新たな摩天楼・中国尊は、多くの世界一を記録した。中国尊の建設で採用されたスマートリフトアップ装置は、世界で施工平面面積が最大、積載量が最大の、初の大型クレーン2基を持つスマート化超高層ビル工事プラットフォームだ。中国尊はまた世界初の、烈度8(注:烈度は中国で使用されている12段階の震度階級)の地震にも耐えうる500メートル以上の超高層ビルだ。曾氏は、「これは中国尊がM9.0の地震に完全に耐えうることを意味する」と述べた。

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