2016年04月11日-04月15日
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中国が制定した国際基準、過去5年間で224件に

2016年04月20日

 2016年品質検査科学技術大会が19日、北京で開かれた。会議では、国家品質技術の基礎的・全体的水準を2020年までに世界と同水準に引き上げ、一部技術で世界をけん引するという発展目標が発表された。人民日報が伝えた。
 国家質量監督検験検疫総局の孫大偉副局長によると、第12次五カ年計画期間(2011−15年)、中国の品質技術の改善に重大な進展があった。国際相互承認の国家校正・測量能力は1266件に達し、世界4位となった。国際基準を224件、国家基準を1299件制定した。炭素排出、炭素排出削減などの認証技術の進展を実現した。高等級生物安全実験室認可技術・基準が、世界トップ水準に達した。3000種以上のハイスループットスクリーニング技術、試薬、基準物質を開発した。茶葉の653種の残留農薬・化学汚染物検査方法が、11カ国・地域の30の実験室で検証された。大型圧力装置の稼働を停止せず、電磁に影響を及ぼさない検査技術が、世界トップ水準に達した。特別設備の長期間安全稼働に関する260種以上のコア技術を確立し、43台の計器・装置を開発した。

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