2016年06月06日-06月10日
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新型気象情報処理システム、中国が独自開発

2016年06月06日

 中国気象局が5日に発表した情報によると、第4世代HCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション )気象情報処理・気象予報制作システム「MICAPS4.0」の、全国気象機関による運用が正式にスタートした。同システムとセットとなる分散型データ保存システムも、年内に段階ごとに普及促進される。新華社が伝えた。
 同システムは、システムの「安定性」「高速性」を求める気象予報士のニーズに応え、先進的な情報技術と現代気象予報技術を結びつけ、アンサンブル予報や格子点予報などの機能を集積し、気象データのアクセス・応用能力を高めた。また、ビッグデータ、GPU計算、図形・画像技術を総合的に活用し、高分解能・多次元・多時相気象データの応用能力を高めた。先進的・高効率・スマート・スムーズ・開放的な気象予報プラットフォームを構築し、気象予報を力強くサポートしている。

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