曾慶存氏、気象界の最高賞を受賞

2016年06月24日

　中国科学院が23日に発表した情報によると、世界気象機関執行理事会第68回会議は第61回世界気象機関賞を、中国科学院院士、中国科学院大気物理研究所の曾慶存氏に授与することを決定した。新華社が伝えた。
　曾氏は世界的に有名な科学者で、大気科学分野で一連の注目すべき成果を手にしている。曾氏は衛星気象リモートセンシング理論、デジタル天気・気象予報理論、気象災害予測・防止・調整問題、地球システムモデルで多大な貢献を成し遂げ、世界の学術交流の繁栄にも重要な貢献を成し遂げた。
　同賞は世界の気象界における最も栄誉ある賞で、「ノーベル気象賞」と呼ばれている。