15日午前11時20分、中国が自主研究・開発した高速列車車両「金鳳凰」と「海豚藍」が、鄭州と徐州を結ぶ高速鉄道上で、420キロの速度ですれ違った。世界最高速度でのすれ違い試験で、同速度は瞬きしている一秒の間に117メートル進む。
共に400キロ以上で走行している列車がすれ違うと、大きな衝撃や干渉が起き、各列車の相対速度は840キロになるため、列車の設計やクオリティにとっては大きな試練となる。「中車長春軌道客車」の技術専門家によると、この試験の成功により、中国が、知的財産権を持つ高速列車車両の正式な運用開始にまた一歩近づいたことになる。