2016年10月03日-10月07日
トップ  > 科学技術ニュース>  2016年10月03日-10月07日 >  河北省で110以上の甕棺墓見つかる

河北省で110以上の甕棺墓見つかる

2016年10月11日

 河北省黄■市(■は馬へんに華)の郛堤城遺跡付近で、今年5月に初めて甕棺が埋葬された甕棺墓が見つかった。数ヶ月にわたる発掘調査を経て、現在まで113の甕棺墓が見つかっている。考古学者によると、同遺跡から出土した甕棺は戦国時代から漢代までの棺で、吉林大学辺境考古研究センターによってそのうち6基は一次葬として埋葬された大人の甕棺墓で、残りの107基は子供の墓と鑑定されている。新華社が伝えた。
 今回発見された甕棺墓の形状は20種以上におよび、密集していながらその年代がはっきりしているのが特徴だ。2000年以上昔の埋葬に関する風俗習慣や郛堤城とその堀の状況を研究する上で極めて重要な資料となる。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます