第4回国際無人飛行機革新コンクール、浙江省で開催

2016年10月26日

　第4回国際無人飛行機革新コンクール、安吉2016航空カーニバルが、19日から23日まで浙江省安吉県で開催された。人民網が伝えた。
　本コンクールでは無人機競技やジェット機編隊オープンレースなどが開催され、80チームが参戦した。
　無人機競技では、参加作品の技術水準、革新の集積、任務完遂能力が試された。固定翼機とジャイロコプターに分かれ、高い競技性と実用性をもつ競技となっている。例えば固定翼機の任務は「障害物競走」で、自主離着陸、高精度航路追跡、動的目標の識別、障害物回避、機動飛行の能力を競う。ジャイロコプターの任務は「精密農業」で、作物の保護を実施。無人機技術の農業への応用の価値を模索した。
　ジェット機（編隊）オープンレースは中国で初開催となり、国内外の世界トップクラスのジャイロコプター模型航空機の名人30人以上が集結した。彼らの卓越した飛行技術とチームワークに観客は驚きの連続だった。
　観客は今年の活動において、世界トップの飛行大会を観戦し、さらに家族揃っての航空模型の手作り大会、おもちゃの飛行機の組立大会、風洞体験、熱気球などの航空知識普及イベントに参加した。ドイツ、イタリア、スペイン、ロシアなどの世界トップクラスの航空機模型の名人、中国で有名な山河表演隊の有人汎用機によるショーが、中国国内の観客を楽しませた。