2016年11月07日-11月11日
トップ  > 科学技術ニュース>  2016年11月07日-11月11日 >  珠海航空ショーで航空機187機契約 400億ドル超

珠海航空ショーで航空機187機契約 400億ドル超

2016年11月07日

 広東省珠海市で行われていた第11回中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)が6日、6日間の会期を終えて閉幕した。今回は出展規模、出展形式、参加国、参加メーカー、軍の飛行パフォーマンス隊、軍政貿易代表団の数・構造・質、取引金額などさまざまな要素の指標が、いずれも過去最高に達した博覧会となった。各種の契約プロジェクトの金額は400億ドル(約4兆1672億円)に上り、取引対象の航空機は187機に達し、来場した専門家と一般来場者はのべ40万人に迫った。「京華時報」が伝えた。
 主催者側の説明によると、6日間の会期中、42カ国・地域から700社を超えるメーカーが出展し、メーカーの半数近くが海外メーカーだった。米国、フランス、ロシア、カナダなどの国は国家展示チームとして参加し、ボーイング、エアバス、エンブラエル、ロシアUAC、ゼネラル・エレクトリック(GE)、CFMインターナショナル、ATRなど世界の航空・宇宙分野のトップメーカー50社もそろって参加した。
 博覧会組織委員会のまとめた統計では、出展メーカーと関連機関の間で金額にして400億ドルを超える各種の契約・合意・協力意向計402件が締結され、各種航空機187機の契約が行われた。
 同委によると、第12回珠海航空ショーは2018年11月に珠海で行われる予定。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます