国家重点研究開発計画「暗黒物質探査衛星に基づく科学研究」プロジェクトの始動式が10日、北京で行われた。暗黒物質粒子探査衛星「悟空」は現在(2016年11月9日現在)まで328日間正常に稼働しており、5011周飛行している。姿勢は安定しており、全エリアのカバーを完了。探査事例(各種粒子情報のデータを含む)は約16億にのぼる。新華社が伝えた。 昨年12月17日に打ち上げられた「悟空」は、世界で観測範囲が最も広く、エネルギー分解能と粒子識別能力が最も高い暗黒物質粒子探査衛星だ。