2016年11月21日-11月25日
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中国、宇宙飛行士の長期滞在を支援する能力を確立

2016年11月21日

 国務院新聞弁公室は18日午後、宇宙実験室「天宮2号」と有人宇宙船「神舟11号」の飛行任務状況に関する記者会見を開いた。中国宇宙飛行士科学研究訓練センター副チーフデザイナーの黄偉芬氏は、中国はすでに宇宙飛行士の長期滞在を支援する能力を確立したと表明した。人民網が伝えた。
 黄氏は宇宙飛行士2人が用意された食事の95%以上を摂取したと説明した。同センターが測定した生理データ、宇宙飛行士の身体検査、彼らの主観的な評価によると、宇宙飛行士は地球帰還後の体調は非常に良好ということだ。景海鵬氏は帰還後、自ら帰還モジュールのハッチを開けた。これは健康・生活・作業の支援措置が合理的で効果的だったことを十分に証明している。
 また黄氏は、今回の飛行任務で長期駐留支援の3大技術が検証されたと紹介した。まずはトレッドミル固定システムの性能と機能の検証、次に宇宙・地球遠隔医療システムの検証、そして植物栽培技術及びマンマシンインタラクション技術の検証だ。これらの技術検証は、未来の宇宙ステーションの長期飛行中の健康・生活・作業支援技術の重要な支えとなる。また宇宙ステーションマンマシンインターフェースの設計、宇宙飛行士の任務と軌道上の操作の計画に根拠をもたらした。

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