2016年11月28日-11月30日
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二人っ子政策、体外受精がブームに

2016年11月28日

 統計データによると、二人っ子政策が全面的に施行されると、体外受精技術により二人目の出産を試みる女性の数が20%も増えたという。しかも女性の年齢は40代以上が多く、50歳弱の人もいるほどだ。北京大学病院投資集団がこのほど開催した国際体外受精学術会議において、北京大学第三病院の王穎教授は、高齢の夫婦は体外受精を利用する前に健康診断を受け、高血圧・糖尿病・腎臓病などの疾患がないかを確認すべきだと提案した。また、体外受精移植前のゲノムスクリーニング診断を行い、健康な赤ちゃんの出生率を高めるべきだとした。光明日報が伝えた。
 全国婦女・幼児衛生観測データによると、中国の妊婦の死亡率が今年上半期に上昇傾向を示した。これは高齢出産の増加と関連している。さらに高齢出産は、新生児の奇形率を高めるという。

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