2016年11月28日-11月30日
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西昌衛星発射センター、衛星打ち上げの記録を振り返る

2016年11月29日

 「長征3号丙」ロケットが22日夜、爆音と共に「天鏈一号04星」を打ち上げた。西昌衛星発射センター安全部主任の林玉南氏は、「今回の順調な打ち上げ成功により、センターは1984年以来、異なる種類の衛星を100回以上打ち上げたことになる」と説明した。ここでは西昌衛星発射センターでの衛星打ち上げ記録を振り返ってみよう。新華網が伝えた。
 1984年4月8日、中国初の試験通信衛星が打ち上げられた。これにより、中国人は赤道の上空3万6000キロの対地同期軌道上で、自らの空間を初めて切り開いた。
 1990年4月7日、中国が担当する初の国際商業衛星「亜州1号」が打ち上げられた。
 2000年10月31日から現在まで、西昌衛星発射センターから北斗衛星を30基弱打ち上げた。中国は自国の衛星測位システムを持つ、世界3番目の国になった。
 2007年5月14日、通信衛星「ナイジェリア1号」を打ち上げ、中国の衛星・ロケットの初の輸出を実現した。
 2007年10月24日、月探査機「嫦娥1号」を打ち上げ、中華民族の月訪問の夢を現実にした。
 2008年4月24日、中国初の中継衛星「天鍵一号」に打ち上げた。これにより、中国は宇宙の「データ中継所」を手にした。

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