2016年12月19日-12月23日
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南極科学観測隊昆侖チーム、泰山基地に到着

2016年12月23日

 中国第33次南極科学観測隊昆侖基地チームが、5日間にわたる苦難の行程を経て、現地時間20日午後3時、中国南極泰山基地に到着した。新華社が伝えた。
 泰山基地は中国が南極に設立した4番目の科学観測基地で、中山基地と昆侖基地の間に位置し、固定翼機用滑走路が設けられている。中山基地からの距離は約520キロメートルで中山・昆侖両基地の中継地としての役割を担っている。昆侖基地の魏福海・隊長は、「泰山基地のあらゆる建物と施設は今のところ正常に機能している。昆侖チームの隊員は泰山基地にしばらく滞在し、滑走路の整備を行うほか、航空機用燃料の準備など、中国初の極地固定翼機「雪鷹601」が年内に泰山基地に着陸するための準備を万全に整える。また、昆侖チームは、隊員の休息と調整並びに車両の点検も行う予定だ」と話した。

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