2017年02月06日-02月10日
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寧夏でスマート緊急救助プラットフォーム構築

2017年02月13日

 寧夏回族自治区衛生・計画出産委員会は地域という枠組みによる限界を打破し、緊急救助資源を改善し、省級120一体化スマート指揮緊急救助プラットフォームシステムを構築した。区・市・県・郷(鎮)の病院外緊急救助ネットワークの普及を実現し、専門的・標準的で人に優しい高品質の緊急救助サービスを提供する。これは中国初のクラウド技術を手段とする、省級のスマート緊急救助プラットフォームだ。人民日報海外版が伝えた。
 同システムはクラウド技術を利用し、分散型緊急救助指揮スケジューリングセンタープラットフォームの枠組みを採用し、建設を進める。区センター1ヵ所、地級市センター5ヵ所、緊急救助拠点34ヵ所、救急車123台により全自治区を網羅する緊急救助ネットワーク指揮体制を形成する。同プラットフォームは全自治区の660万人以上が利用可能で、120人が同時に「120番」に電話をかけても対応が可能となる。また、ワイヤレス・動画・通信を一体化し、病院外緊急救助の指揮スケジューリングレベルと緊急救助能力を高める。

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