福建農林大学の頼鐘雄氏の科学研究チームの論文が、オックスフォード大学出版局の「Giga Science」誌(電子版)に掲載されたことが、同校の11日の発表で分かった。これは初めて世界で発表されたリュウガンの全ゲノムデータで、ムクロジ科の初の全ゲノムデータでもある。これは中国の関連分野の研究が、世界トップ水準であることを示している。科技日報が伝えた。
頼氏によると、リュウガンは近縁のライチやランブータンと同じムクロジ科で、中国で有名な亜熱帯産の果実だ。同チームは5年弱の研究により、リュウガンのゲノム接合度が高いという難題を解消し、高品質のリュウガンゲノムマップを作成した。リュウガンの10以上の代表的な品種のシーケンスにより、リュウガンの遺伝面の高度な多様性を示した。