交通管理の神器、信号無視と乱暴なクラクションを自動取締

2017年 4月18日

 歩行者の信号無視はその人自身にとって危険なばかりか、公共の秩序を乱すことになる。信号のある交差点での歩行者の秩序をスマートかつ効率的に管理し、社会の管理コストを削減するため、深セン交通警察は「スマート歩行者信号無視証拠収集システム」を開発した。科技日報が伝えた。
 電子警察事業を担当する姚警官は取材に対し、「これは実際には動画識別技術となる。『横断歩道の電子警察』は横断歩道を24時間連続で監視する。同システムは主にカメラで信号無視の行為をチェックする。ディープラーニング顔認証技術により、歩行者の顔情報をリアルタイムで収集・識別し、信号無視の顔データを自動的に保管する。さらにリアルタイム検索・比較対照を行い、ビッグデータと結びつけることで、同一人物が何度も信号無視をしていないかを調べる。データ連結の手段により、違反者の身分を特定する」と紹介した。
 歩行者の信号無視に比べると、交通警察にとってこれまでドライバーによる乱暴なクラクションの取り締まりはより困難だった。しかし、深セン交通警察は現在、「神器」を手にした。交通警察が現場にいなくても、ドライバーがクラクション禁止の場所で鳴らせば、同設備が撮影し、違反行為を記録して、500元(約8000円)の罰金が科されるのだ。
 深セン市塩田区は率先してこの「ソナー撮影」設備を採用。この設備はトラックの交通が激しい、明珠大道泊郡雅苑区間に設置されている。ここは塩田港に近く、港を出入りする車両で混雑している。待たされてイラついたドライバーたちがしばしばクラクションを鳴らし、周辺住民と歩行者を不快にしていた。
 江警官によると、ここには現在2本の柱が立っており、ソナー設備とカメラが取り付けられている。この「撮影の神器」はソナーアレイによる音声源の測位、動画による監視などの技術を利用している。3本の車線内の前後50メートルの範囲内で、クラクションを鳴らす違反行為をリアルタイムで監視する。違反し撮影されれば、そのカーナンバーが大型スクリーンに表示される。こうして特定エリア内でクラクションを鳴らす車両をリアルタイムで監視し、高精度の測位を行い、自動的に取り締まることができる。こうすることで、ドライバーによる乱暴なクラクションを耳で判断するだけでなく、目にできるようになった。


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