テストパイロット5人、C919の初飛行を遂行へ

2017年 5月4日

 中国が初めて国際基準に基づき開発した、独自の知的財産権を持つ大型旅客機「C919」が5日、上海浦東空港から初飛行する運びとなった。ただし気象条件により延期の可能性もあるという。中国経済網が伝えた。
 中国商飛テスト飛行センターが発表した情報によると、同センターのテスト飛行チームは現在の計画に基づき、テストパイロット5人による初飛行チームを結成している。これには機長1人、副操縦士1人、オブザーバー1人、技術者2人が含まれる。うち最も注目されているのはテスト飛行の直接的な実行者と管理者、テスト飛行の結果と結論を最も大きく左右するテストパイロットだ。
 同センターの初となるテストパイロットの多くが、有名航空会社で十数年の飛行経験を持つ機長や教官となっている。C919の初飛行任務を遂行する機長の蔡俊氏もそうだ。蔡氏は6年前、中国東方航空のパイロットだったが、現在は同センターテストパイロット第二中隊の中隊長となっている。これまでの飛行時間は計1万300時間。
 テストパイロットとパイロットにはどのような違いがあるのだろうか。蔡氏によると、航空会社のパイロットの主な任務は飛行だが、テストパイロットにとってそれは仕事の一部に過ぎず、その他の多くの時間は規程の研究、テスト飛行計画の策定、飛行データの検証などを行っているという。
 蔡氏と今回の初飛行任務を遂行する副機長の呉■氏(■は品の口が金)とオブザーバーの銭進氏はC919の開発において、コクピットの評価に参加した経験がある。初飛行に向けた練習を2回、滑走に向けた事前実験を2回、低速・中速滑走などの任務を遂行している。


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