2017年08月28日-08月31日
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中国科技部とUNDP、協力意向書に署名

2017年08月24日

 中国科学技術部(省)と国連開発計画(UNDP)は23日、協力意向書に署名し、中国が2030アジェンダを実現するための革新模範エリアの建設をめぐり協力することを決定した。科技日報が伝えた。
 協力意向書には、中国科学技術部は科学技術管理という専門能力を発揮し、UNDPは専門家・ネットワーク・国際影響力資源を動員し、重点的に次の7分野で協力を強化すると明記している。(1)現地が持続可能な開発のボトルネックを発見できるよう助言する。(2)革新模範エリアの行動に関する研修を行う。(3)革新模範エリアの審査基準、評価指標をめぐり共同研究を展開する。(4)企業・若者・民間による、国の持続可能な開発アジェンダ革新模範エリアの建設への参与を促す。(5)17の持続可能な開発目標とUNDPの活動範囲で、地方レベルの実施を支援する。(6)革新模範エリア建設の最良の実践と成功経験を総括する。(7)持続可能な開発・革新フォーラムなどを共催する。

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