2017年09月01日-09月01日
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青島市、VR科学技術革新センターを建設へ

2017年09月05日

 青島市科学技術局はこのほど、◆山区政府(◆は山へんに労)が青島市仮想現実(VR)科学技術革新センターを建設することを正式に許可した。これは青島市で建設が許可された、6ヶ所目の科学技術革新センターとなる。科技日報が伝えた。
 青島市と北京航空航天大学が2016年に戦略的協力協定に署名してから、青島市のVR産業ハイエンド研究開発機関と企業の集約が加速された。同区は全国初のVRハイテク産業化拠点の許可を獲得し、VR技術・システム国家重点実験室青島分室、VR・AR技術及び応用国家プロジェクト実験室、北京航空航天大学青島研究院、山東大学青島VR技術研究院、北京理工大学VR研究院など10団体以上のVR研究開発機関を集め、世界最大のVRハードサプライヤーであるGoertek社の招致に成功した。
計画によると、同区が建設するVRハイテク産業化拠点の主要産業プロジェクトと担い手には、Goertek青島科学技術産業パーク、ハイアールクラウドバレー、青島国際革新パーク、黒晶科技、金東数字、末元科技、猫眼視覚などが含まれる。各名門大学・科学研究機関と協力し、国内外の関連科学研究チームを導入し、VR工学研究センター及び工学実験室を設立し、VR研究開発模範パークの全体計画を形成する。VR科学技術成果転化プラットフォームを構築し、全国初のVR知的財産権取引所を設立する。VR国際専門家百人計画を実施し、国際研究機関とトップクラスの専門家を招聘し、VR産業高級人材を育成する。1億元のVRエンジェルファンド、5億元のVR共同革新基金、30億元のVR産業投資基金を設立し、政府中心で企業投資を中心とする、多元的な民間資本が参加する投資枠組みを構築する。

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