2017年12月18日-12月22日
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中国科学院、110億元規模の装置を開放・共有

2017年12月25日

 「中国科学院装置・設備共有管理プラットフォームV3.0システム」建設プロジェクトがこのほど、北京市で専門家による検収に合格した。これは中国最大規模の実験室装置・設備オンラインサービス及び運行管理システムだ。新華社が伝えた。
 同システムは中国科学院の15の大型装置地域センター、114の研究所で使用されている。アップデートされている大型装置・設備は8000台(セット)以上で、価値にして110億元(1元は約17.27円)以上に達する。システムのユーザー数は4万人以上。
 同システムは装置・設備を擁した「課題研究チーム」というあらゆるしがらみを打破し、より多くの大型設備のプラットフォーム上での管理・使用・開放・共有を促進している。高い影響力を持つ国内外一流の研究開発・分析・試験プラットフォームを初歩的に構築し、大型汎用装置・設備など科学技術サポート資源の全社会への開放と共有に向け、管理手段の有力な保障を提供している。

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