2017年12月18日-12月22日
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立体観測衛星「高分7号」、間もなく試験開始

2017年12月27日

 26日の全国測絵地理情報活動会議で発表された情報によると、1:1万スケール立体観測衛星「高分7号」が製品開発段階に入っており、間もなく引き渡しを行い、試験を実施する見通しであることが明らかになった。科技日報が伝えた。
 国家測絵地理信息局(国家測量地理情報局)の庫熱西局長によると、同局は2018年の航空・宇宙リモートセンシング・測量の建設を加速し、高分7号の打ち上げ準備を整える。資源3号03星のプロジェクト着手、04星の論証を推進し、国産衛星海外受信ステーション及び処理システムを構築する。また、無人機などの新型プラットフォームとレーザーレーダーなどの新型センサーの応用を促進し、マルチ分解能、マルチタイプ、マルチセンサー、全天候型の総合的かつ効率的な航空・宇宙リモートセンシング・測量能力を徐々に形成する。
 資源3号を中心とする国産測量衛星により、国家1:5万スケール地図の全要素が毎年更新されている。また、国家基礎地理国情・省情の常態化観測を実現し、一部の重点地域では年度内に数回の観測を実現している。「天地図」プラットフォーム国産衛星画像の年間更新率は90%以上に達しており、現在までに、国土・農業・水利・交通・環境保護などの社会各分野のユーザー2000社以上に、57万枚(面積にして3億平方キロ以上)の衛星画像製品・サービスを提供している。

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