2018年03月26日-03月30日
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第38回北京青少年科技創新大会開催 革新的なハイテク作品が集結

2018年03月29日

 北京市科学技術協会や北京市科学技術委員会、北京市教育委員会などの機関が共同主催する「第38回北京青少年科技創新大会」(以下、「大会」と略)が、今月24日から27日まで北京で行われた。大会は「発見、創新、責任」をテーマに掲げ、メイン会場は中国科学院大学の雁栖湖キャンパスに設置された。同大学に26日、大会に参加する学生と指導教員の作品が展示された。展示作品には携帯式電気スタンドや盲人用表示パネルなどの革新的なハイテク作品が並び、学生たちの豊かな想像力や創造力にあふれていた。


北京市第八十中学出展の盲人用表示パネル。空気動力で点字の表示を操作し、点字書籍と同じ感触を実現(撮影・劉佳)

北京市延慶区第五中学出展の「スマート3D刺繍マシン」。レゴブロックをメインに組み立てられ、太陽エネルギーを動力にサンプルをスキャンして様々なデザインの刺繍を可能に(撮影・劉佳)。

北京市第二中学の学生出展の自動位置測定ピックアップマシン。カメラが色の付いたエリアを識別し、物がある位置を割り出し、アームで物を掴んで運ぶ(撮影・劉佳)。

北京師範大学第二附属中学出展の「モジュール化マルチ携帯式電気スタンド」。各モジュールが磁石やUSBでコネクト可能なため、シーンに合わせて様々な形態を楽しめる(撮影・劉佳)。

北京市密雲水庫中学の学生出展の回転式落花生殻むき機。殻付きの落花生をこの機械に入れると、横梁が回転して効率よく殻と実を分けることができる(撮影・劉佳)。

北京市海淀区上地実験小学校の学生が両親のために製作した家具模型の「不二家」。赤ちゃんの泣き声モニターと子守歌ミュージックボックスという2つの機能を搭載(撮影・劉佳)。

内部に2つの伸縮する押し棒、6つの舵取り機が搭載された変形する雪の結晶型の構造で、ミミズのような動きをする機械。でこぼこした地面や狭い空間での救援活動に役立つ(撮影・劉佳)。
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