北京から最も近い砂漠の30年間にわたる砂漠化防止に大きな成果

2018年 7月2日

 クブチ砂漠は北京から最も近い砂漠であり、かつては「首都上空を覆う砂」と呼ばれていた。科技日報が伝えた。
 億利集団と現地の農牧民による30年間にわたるたゆまぬ取り組みにより、クブチ砂漠の総合対策が5000億元(1元は約16.73円)以上の生態としての富を創出し、周辺の農牧民がその実際の利益を手にしている。
 中国林業科学院、中国砂漠化防止・砂業学会、内モンゴル農業大学などが29日、「億利クブチ30年砂漠化防止成果報告書」を発表した。同報告書はクブチ砂漠化防止の技術革新を総括しており、低侵襲気流法造林技術や風向きデータ法造林技術、新疆土壌塩化砂漠改造技術、高原の過酷な気象条件下の樹木栽培・管理技術、カンゾウ平行移動技術、生態太陽光発電砂漠化防止技術などが含まれる。
 中国林業家学院首席科学者、中国砂漠化防止・砂業学会副会長兼秘書長の楊文斌氏は、「クブチの総合対策の成功は、産業化された砂漠化防止のおかげだ。また億利集団は長期的な実践により、一連の世界トップの砂漠化防止特許技術を模索し、創り出した。そして100種以上の耐寒・耐乾・耐塩性の資源を開発したほか、ドローン植樹やロボット植樹、ビッグデータ植樹などの先進技術の開発に取り組んでいる。これらの革新は、同社によるクブチ砂漠化防止が、中国の生態建設に残した貴重な富だ」と指摘した。
 中国環境科学研究院のチームは同日、「クブチ砂漠対策の北京・天津・河北の大気品質への影響の評価・研究報告書」を発表。同報告書によると、クブチ砂漠は30年間の効果的な対策により、北京・天津・河北地区の砂塵災害に積極的な影響を及ぼした。頻度の低下や1立方メートルあたりの粒子状物質の減少など、クブチ砂漠の対策及び生態改善の北京・天津・河北地区の砂塵被害減少への貢献を列挙した。


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