2018年07月23日-07月31日
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国産水中グライダー「海翼号」、北極科学観測に初使用

2018年07月30日

 中国第9回北極科学観測隊は28日、極地観測船「雪竜号」から中国が自主開発した水中グライダー「海翼号」を投入した。
 情報によると、中国が自主開発した水中グライダーがベーリング海で投入されるのはこれが初であり、中国の北極科学観測に用いられるのもこれが初だ。水中グライダーは新概念水中ロボットで、自身の浮力と姿勢を調節することで水中滑空を実現し、水の情報を収集する。エネルギー利用効率が高く、低騒音で、広範かつ長時間の海洋環境観測を続けられる長所がある。今回投入された水中グライダーは主に、海の水温・塩分・水深の測定に用いられる。

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