河南省スマート農機革新センターが自主開発する自動運転EVトラクター「スーパートラクターⅠ号」が23日、河南省洛陽市で公開された。同製品は国内初の操縦室を持たないEVトラクターで、衛星が案内をしてくれるため、自動的にルートを計画できる。経済日報が伝えた。
同センターのプロジェクト担当者である王鵬氏によると、同製品は一般的なトラクターと異なり、電気駆動プラットフォームを採用している。モーターそのものの速度調整の特徴を十分に発揮し、トランスミッションのギアを簡略化し、かつモーターの逆回転によりバック機能を実現する。
深耕機構とコントロールモジュールを組み合わせることで、同製品は深耕やけん引力などのスマート識別・制御を実現し、異なる土地の状況に対応できる。