中国四川省の成都ヒューマノイドロボットイノベーションセンターが16日、営業許可証を取得したことを明らかにした。これにより、中国中西部地域初のヒューマノイドロボット新型研究開発機関が設立された。科技日報が伝えた。
同社の新型研究開発機関責任者である張睿睿氏は「ヒューマノイドロボットは一般的な産業ロボットと異なり、大脳や小脳、肢体を持ち、言葉を理解して、それを機械への指令に変換し、任務を遂行できる」と説明した。
同社は研究開発により、次の3製品の生産を計画している。1つ目は主にファミリー向けの二足歩行ロボットや車輪ロボットなどのヒューマノイドロボット完成品。2つ目はハードウェアとソフトウェアのマザープラットフォームで、大手企業向けに専門分野のヒューマノイドロボットを作ることで、家族サービスや高齢者介護、文化観光、特殊用途などに応用する。3つ目は関連データサービスで、プライバシーを守りながら、各分野の専門的なデータプールを形成する。