海外人材呼び戻し政策
トップ  > 政策>  人材政策 >  海外人材呼び戻し政策 >  春暉計画

春暉計画

正式名称: 教育部による海外留学生または留学経験者の短期帰国に対する専門経費
実施部門: 教育部
開始時期: 1996年

中国政府が取り組む海外人材呼び戻し政策

 「春暉計画」は教育部が留学経験者の祖国奉仕を支援するために実施している計画である。
「春暉計画」の支援対象は主に海外で博士学位を取得し、専門領域で顕著な学術成績を挙げた留学経験者(海外での長期滞在、永住もしくは再入国資格の所有者を含む)である。助 成対象は中国国内での共同研究、学術交流や国際会議、または討論会、講座、博士の共同育成及び貧困地域での技術導入、国有企業での技術革新などに参加する際に必要な旅費に限定されていた。

 2000年からは、さらに「海外留学人材が学術休暇を取り、中国国内で仕事に従事する項目」が追加された。助成対象は国外の有名大学もしくは一般大学の有力学科で助教授以上をし、か つその成果もそれぞれの専攻において国内外の研究者に認められていなければならない。また、助成分野は中国国内での重点発展領域または学際領域であることが求められる。2007年には、農業、エネルギー、情 報科学、資源環境、人口・健康、新材料、宇宙科学技術 などの領域が対象である。
2006 年 までに、12000 人以上が「春暉計画」の助成を受けた。

※2008年3月調査現在

(出典) 中国教育部ホームページ等をもとに作成


「春暉計画」について詳しく紹介しているサイト。教育部国際合作交流司留学帰国ワーキング弁公室により運営。