2.ナノテクノロジー材料分野
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2.2 ナノテクノロジー・材料分野の現状および動向

(1) ナノテクノロジー関連の基準策定

 中国国務院は2001年、ナノテクノロジーを含めたハイテクの国際的な競争力確保を目的として、重要技術基準に関する研究を「第10次5ヵ年」期間中の重大特別研究プロジェクトに指定した。

 このうち、ナノ製品・技術に関する基準制定が同プロジェクトの重要な課題の一つとして盛り込まれた。科学技術部は「ナノテクノロジー材料基準およびそのデータベースの構築」を重大研究課題とし、中国科学院と冶金工業情報基準研究院の主導により3年をかけてナノ製品・技術に関する基準の制定に着手した。

 中国国家基準化管理委員会は2005年2月28日、7つのナノテクノロジー基準を公布し、同4月1日から正式に施行された。さらに、ナノテクノロジー基準化委員会が設立され、中国のナノテクノロジー基準の制定と審査を行っている。中国は2007年末までに、16のナノテクノロジー基準を公布・実施している。このうち12は国家基準であり、残りの基準は業界基準である。詳細を表2.12に示す。

表2.12 中国のナノテクノロジー基準一覧(2007年末現在)

No.

基準名

分類

1

GB/T13221-2004ナノ粉末粒度分布の測定 X線小角散乱法

国家基準

2

GB/T19587-2004固形物質比表面積測定用ガス吸着BET法

国家基準

3

GB/T19588-2004ナノNi粉末

国家基準

4

GB/T19589-2004ナノZnO

国家基準

5

GB/T19590-2004超微細炭酸カルシウム

国家基準

6

GB/T19591-2004ナノTiO2

国家基準

7

GB/T19619-2004ナノ材料用語

国家基準

8

GB/T20307-2006ナノスケールの走査型電子顕微鏡の測定法原則

国家基準

9

GB/T18735-2002電子顕微鏡(AEM/EDS)用ナノ薄型基準サンプルの汎用規範

国家基準

10

GB/T19345-2003非結晶、ナノ結晶軟磁性帯状材料

国家基準

11

GB/T19346-2003非結晶、ナノ結晶軟磁性材料の交流磁性エネルギーの測定方法

国家基準

12

GB/T19627-2005粒度分析-光子相関スペクトル法

国家基準

13

HG/T3791-2005塩素化エチレン-ナノ炭酸カルシウムの原位置重合浮上法による塩素化ポリエチレンの作成

業界基準

14

HG/T3819-2006ナノ合成水滑石

業界基準

15

HG/T3820-2006ナノ合成水滑石の分析方法

業界基準

16

HG/T3821-2006ナノ水酸化マグネシウム

業界基準

(2) ナノテク関連の研究および産業化プロジェクト

1)研究開発プロジェクト

① 「863計画」

 「第10~11次5ヵ年」期間中の「国家ハイテク研究開発発展計画」(「863計画」)におけるナノテク分野の研究プロジェクトを表2.13に、またプロジェクトを分野別に分類した結果を図2.3に示す。

図2.3 分野別に見た「863計画」のナノテクノロジー研究プロジェクト

図2.3 分野別に見た「863計画」のナノテクノロジー研究プロジェクト

 参考資料1(巻末)からも明らかにように、第10次、第11次の両5ヵ年期間における「863計画」におけるナノ研究プロジェクトは173件に達する。このうちの98件は大学が、また62件は研究機関が担当し、企業によるものはわずか13件に過ぎず、ナノテクノロジーに関する応用技術研究開発プロジェクトは大学と研究機関が主体となっている。

 分野別に見ると、ナノ材料分野のプロジェクトが全体の半数近くを占めており、中国がナノ材料研究に傾斜している実態が浮かび上がった。また、バイオ・医学分野の合計が全体の21%を占めていることも、中国のナノテクノロジー研究の特徴である。

② 「973計画」

 1999年から2011年にかけての「国家重点基礎研究発展計画」(「973計画」)におけるナノテクノロジー分野の研究プロジェクトを参考資料2(巻末)に、また分野別の分類を図2.4に示す。

図2.4 分野別に見た「973計画」のナノテクノロジー研究プロジェクト

図2.4 分野別に見た「973計画」のナノテクノロジー研究プロジェクト

 1999年から2011年にかけての「973計画」におけるナノテクノロジー研究プロジェクトは、終了分も含めて全部で20件ある。このうち研究機関担当分は13件、大学担当分は7件となっている。

 分野別では、情報分野が全体の半分を占めており、以下、材料の35%、エネルギーの5%などと続いている。

③ 重大研究計画

 2006年から2011年にかけての、ナノテクノロジーに関連した重大研究計画における具体的研究プロジェクトを参考資料3(巻末)に示す。

 重大研究計画におけるナノテクノロジー研究プロジェクトは全部で29件あり、このうちの14件は大学が、また残りの15件はすべて中国科学院に属する研究機関が担当している。これを分野別に見ると、材料41%、バイオ・医学31%、情報分野21%という割合になっている。

図2.5 分野別に見た重大研究計画の研究プロジェクト

図2.5 分野別に見た重大研究計画の研究プロジェクト

2)産業化プロジェクト

① 「難関攻略計画」

 「難関攻略計画」(現「国家科学技術支援計画」)の下で始まったナノテクノロジー産業化特別プロジェクトを参考資料4(巻末)に示す。この表からも明らかにように、同計画では、全部で41件のナノテクノロジー関係のプロジェクトが盛り込まれており、その多くが新機能材料の産業化プロジェクトである。

 また、プロジェクトを担当機関別に見ると(図2.6)、企業や大学、研究機関が協力して進めるケースが最も多く全体の31%を占め、企業単独(27%)や大学単独(20%)を上回っている。

図2.6 実施機関別に見た「難関攻略計画」のナノ材料産業化特別プロジェクト

図2.6 実施機関別に見た「難関攻略計画」のナノ材料産業化特別プロジェクト

国家重点新製品計画

 「国家重点新製品計画」におけるナノテクノロジー関連プロジェクトを参考資料5(巻末)に示す。表からも明らかにように、同計画におけるナノテクノロジー・プロジェクトは119件ある。

 しかし、そのほとんどはナノ構造材料・新機能材料の開発であり、ナノ技術を応用した装置、システムの開発プロジェクトはほとんどない。

(3) 主な分野の動向

1)ナノ構造材料・新機能材料

 中国のナノ構造材料・新機能材料分野では、一部利益率の高いところで技術導入が進んでいる。また、表面改質関連研究が国の重点プロジェクトに採用された関係で、研究水準や技術開発水準が急速に向上している。超分子やデンドリマー(dendrimer)の研究も活発化している。一方で、複合系材料や精密重合高分子については、これまで不足が指摘されていた研究インフラの整備が進み、海外の帰国組を中心に研究水準や技術開発の向上が進んでいる。この分野における中国の主な研究成果を以下に紹介する。

 中国科学院物理研究所の解思深院士の研究グループは1996年、多孔質SiO2基板の微孔にナノ触媒粒子を閉じ込め、多層カーボンナノチューブの直径と成長方向をコントロールできる調製方法を解明した。これにより、従来方法の問題点が解決され、高密度、高強度の定方向カーボンナノチューブを調製できるようになった。この研究成果は「サイエンス」誌に掲載された。

 また、同研究グループは1998年、長さ3mmの非常に長いカーボンナノチューブの調製に成功し、他の方法と比べ、チューブの長さを1~2桁向上させた。さらに、2000年には直径わずか0.5ナノのカーボンナノチューブの力学、熱学、光学、導電性などの性能を研究し、その成果は「ネイチャー」誌に掲載された。

 一方、清華大学の範守善院士らはカーボンナノチューブをベースに、直径3~40ナノ、長さ数ミクロンの青く発光する一次元GaNナノ棒の調製に成功し、カーボンナノチューブの制限反応概念を提唱した。この研究成果は当時世界初であり、「サイエンス」誌に掲載された。

 さらに、2002年には順次配列するカーボンナノチューブ列を調製できた。このナノチューブ列から連続的にカーボンナノワイヤを抽出できる。これらのカーボンナノワイヤを熱処理すると、防弾チョッキ、電磁遮断材料などに応用することができる。成果は「ネイチャー」誌に掲載された。

  中国科学院金属研究所の研究者は1999年、効率よく単一壁カーボンナノチューブを調製できる流動触媒を用いた化学ガス相沈積調製方法を開発した。さらに実験で、プラズマアーク蒸発法で調製した高品質の単壁カーボンナノチューブが優れた水素貯蓄能力を持つことも発見した。水素貯蓄容量は4%に達する。

 また、同研究所の別の研究グループはナノ金属合金塊およびナノセラミック材料の調製方法およびその力学性能について研究を行い、多くの成果を得た。たとえば、常温で圧延すると、ナノ銅の延性は50倍に達する。これは当時世界初の発明であった。さらに2004年、ナノスケールの結晶成長による金属の属性を強化する新しい方法を確立し、実験で獲得した純銅サンプルの引っ張り強度は1068MPaに達する(普通純銅の10倍以上であり、高強度鋼材に相当する)一方、常温での導電率は無酸素高導電率銅材料(OFHC)に匹敵した。これは他の材料にない特性であり、ナノスケールでの構造設計が材料の性能を向上させることを証明した。これらの成果はいずれも「サイエンス」誌に掲載された。

 ナノ無機材料の調製分野については、中国科学技術大学の研究者が溶剤熱合成技術を利用し、ベンゼン熱合成法によるナノGaNマイクロ結晶の調製方法を発明し、初めて300℃の温度条件下で粒径30ナノのGaN結晶を合成した。

 一方、清華大学の李亜棟教授は液体--固体--溶液界面の転換と分離メカニズムによってナノ結晶体を合成する新しい方法を確立した。この方法は金属イオンと界面活性剤分子の間のイオン交換と相転換メカニズムを利用し、異なる界面の化学反応をコントロールすることにより、貴金属、半導体、磁性、蛍光ナノ結晶や有機EL材料、導電高分子材料、燐灰石など単分散ナノ結晶の調製するものである。

 従来の合成方法で問題となっていた、大量の有機溶剤の使用によるコスト上昇や環境汚染が解決されるとともに、限られた種類のナノ材料の調製にしか適用できないという課題も克服した。これらの研究成果は2005年9月の「ネイチャー」誌に掲載されるとともに、「2005年中国基礎研究十大研究成果」の1つに選ばれた。

 このほか、復旦大学の研究者は広範囲な規則配列を持ったナノ多孔材料の設計合成に成功し、高い定序性を持ったナノスケールの六角形孔を有するSBA-15ケイ素材料など、多孔材料の合成制御分野で大きな影響を及ぼした。

 中国科学院化学研究所の研究グループはナノ高分子ハイブリッド材料とナノ界面材料分野で様々な研究を行い、数々の知的財産権を持つ技術を開発した。このうちの一部技術についてはすでに産業化されている。

 中国科学院は2007年8月1日、化学研究所の有機固体実験室が伝統的な化学気相成長法での製造過程において、磁場を加えた分枝構造および充填構造のカーボンナノチューブの生成に関する新たなメカニズムを発見したと発表した。

 それによると、垂直方向の磁場では分枝構造のカーボンナノチューブが、また平行方向の磁場の作用では充填構造のカーボンナノチューブが生成されるという。中国科学院は、今回の発見によって、磁場下での化学気相成長法に関する理解が深まり、分枝構造と充填構造のカーボンナノチューブを製造するうえで簡易な方法が得られたと指摘している。

 また、中国科学院は2007年12月15日、傘下の化学研究所が複数の色を発光する新型ナノ材料の合成に成功したと発表した。

2)ナノ加工技術分野

 中国は、ナノ加工技術分野では欧米帰りの研究者によって研究が立ち上げられているものの、本格的な立ち上げには時間を要するとみられている。しかし、ナノ加工技術の研究開発に努力が傾注されていることから、ナノスケール加工技術条件は着実に改善されつつある。

 たとえば、清華大学-FOXCONNナノ科学技術センターにはナノスケール加工および計測設備がほぼ揃っている。また、国家ナノ科学技術センターのナノ加工プラットフォームも建設中である。こうしたなかで、清華大学は新しい3次元ナノ加工技術を利用し、ナノケイ素センサー、ナノケイ素マイク、ナノケイ素モーター、ナノポンプなどを開発している。

3)ナノエレクトロニクス分野

 中国は、有機エレクトロニクスの研究水準や固体照明・発光デバイスの産業技術力で最先端にあるが、全体としては他の国とまだ差がある。とくに固体照明や発光デバイスの研究では北京大学清華大学を中心に結晶成長、LEDプロセス、照明応用という一貫したプログラムの下で研究、人材育成が進められている。産業技術力も世界トップレベルにある。この分野における主な成果を以下に紹介する。

 中国科学院半導体研究所は2001年、量子井戸構造を有する赤外線測定器(13~15ミクロン)および半導体量子レーザ(0.7~2.0ミクロン)を開発した。また、中国科学院物理研究所は常温で作動する単電子デバイスを開発した。同研究所では、単原子・単電子トンネル接合、常温での単電子トンネル障壁通過効果、高性能光電測定器、原子挟み型スーパーマイクロ量子デバイスに関する研究も行われている。

 中国国内の多くの研究グループは、マイクロナノチューブおよび半導体ナノワイヤを用いた電界効果トランジスタ(FET)の研究開発を行っている。中国科学院は2008年9月12日、傘下のマイクロ電子研究所が独自に開発した新技術をベースに中国で初めてZnOナノ針状結晶(ナノロッド)によるFETの開発に成功したと発表した。

 ZnOは新型の高性能ワイドバンドギャップ半導体材料で、ZnOナノ材料は多様な光・電子・磁気機能を持つ材料として注目されている。FETの開発成功は、新型ナノデバイスおよびその応用において新たな研究領域を切り開くものであり、同研究所ではデバイスの性能向上や実用化における課題解決に関する研究を進めるとしている。

 中国科学院化学研究所有機固体実験室は、有機半導体材料を用いるナノFETの製造に関する研究分野で多くの研究成果と発明特許を取得している。2006年には、結晶体原位置外延法と呼ばれる方法を利用し、SiO2基板に密着して成長する有機半導体単結晶ナノ帯を獲得し、有機半導体のナノ単結晶回路の開発ベースを構築した。

 西安交通大学清華大学は高品質のカーボンナノチューブ列を利用し、平面ディスプレーサンプルを作成している。

4)ナノサイエンス分野

 中国科学院化学研究所は1988年、自主知的財産権を持つ走査トンネル顕微鏡(STM)、レーザ原子間力顕微鏡、弾道電子放出顕微鏡を相次いで開発、製造した。中国科学院電子顕微鏡公開実験室は同時期、大気型STMを開発した。北京大学物理学院は、超高真空走査電子顕微鏡-走査トンネル電子顕微鏡-電子エネルギー損失分光法(UHV-SEM-STM-EELS)システムと極低温走査型近接場光学顕微鏡(LT-SNOM)システムを開発した。

 中国科学院化学研究所の研究者はSTM技術を利用し、有機分子の固体表面で自己組織的に形成したナノ定序構造を詳しく研究した。これらの成果は、2006年の「Accounts of Chemical Research」誌(米国)と「Angewandte.Chemie」誌(ドイツ)に掲載された。

 中国科学技術大学の研究者は2001年、ケイ素界面のC60単分子の吸着方向と電子状態を正確に測定し、分子デバイスの設計構築に貢献した。この成果は「ネイチャー」誌に掲載された。2005年、候建国院士らはSTMを利用し「近藤現象」(磁気的不純物の遮蔽磁化に関して起こる温度誘起の相転移)を観察し、スピン単分子の制御に成功した。この成果は「サイエンス」誌に掲載された。

 中国科学院物理研究所と北京大学の研究グループは2005年、それぞれ電子顕微鏡にマイクロ探針を追加し、カーボンナノチューブの電気輸送特性を測定した。研究成果は「Physical Review Letters」誌に掲載された。

 中国科学技術大学の研究者は2005年、低温超高真空STMを利用し、金属表面に吸着したコバルト・フタロシアニン分子に「単分子手術」を施し、単分子スピン状態制御に成功した。世界で初めて単一分子の内部で化学反応を起こし、局部的な化学反応により分子の物理性質を変化、制御し、重要な物理反応を起こしたのである。

 これは、単分子機能を持つ部品の製造にとって非常に重要な方法となるもので、単分子研究の展望を示すものとなった。この成果は「サイエンス」誌に掲載されるとともに、「2005年中国十大科学技術成果」の1つに選ばれた。

 中国科学院物理研究所と化学研究所の研究グループは2006年、有機超高密度メモリに関する基礎研究でも大きな研究成果を達成した。具体的には、ロタキサン分子で形成された固形薄膜にドットマトリクスを記録し、分子スケールで2桁の導電特性の変換を誘導することに成功した。これによって、情報記録密度を既存メモリの約100万倍にすることが可能になった。この成果は「Advanced Materials」誌に掲載された。

 2007年には、中国科学技術大学ミクロ物質科学実験室の潘建偉らが実験によって、「シュレーディンガーの猫」と量子計算に直接使うことのできる、もつれ光子数が最も多いクラスター状態をつくり出し、光子のもつれと量子計算の2つの世界記録を更新した。これらの研究成果は「ネイチャー」誌の巻頭論文として掲載されるとともに、「2007年中国十大科学技術成果」の1つに選ばれた。

5)バイオ・医薬分野

 中国はこの分野での研究成果はまだ少ないが、帰国した留学経験者を中心に多くの研究を展開している。技術開発水準はそれほど高くないものの、臨床研究に対する規制が少ないため、体内輸送システムや再生医療分野においてナノ材料の応用が大きく進展する可能性があると見られている。

 2005年に中国科学院上海ケイ酸塩研究所が開発した「薬物分子ナノメートル輸送ビークル」は、直径わずか200nmであるが、積載した薬物を途中洩れることなく特定の患部に運び、患者が必要な時に薬物を放出させ、治療の役割を果たすことができる。この「ビークル」を用いて消炎、止痛、抗癌剤の運搬実験に成功した。この成果は米国やドイツの専門誌で発表されたほか、「2005年中国十大科学技術成果」の1つにも選ばれた。

 このほか、中国科学院高能物理研究所や生物物理研究所、軍事医学研究院は共同でナノ粒子の薬物担体としての安全性およびナノ粒子材料の大量使用による人体および環境への影響に関する研究を行っている。

 なお科学技術部は2006年7月27日、ナノバイオテクノロジー開発に関する見解を発表した。それによると、中国のナノバイオテクノロジー研究は主にナノ創薬の研究開発、ナノ検査・診断・治療技術、ナノバイオテクノロジー機器に特化してきた結果、以下の3つの領域で大きな進展が得られたとしている。

  • 肝臓癌細胞を選択的に識別するセンサー、新型SARSウイルス核酸ゾンデなど、いくつかのナノバイオロジー機器を開発し、既に生物医学分野で応用している。
  • 初歩的な単分子ポリメラーゼ連鎖反応増幅技術を作り上げた。
  • 農業用ナノ材料とナノ肥料の産業化が順調に進展した。

(4) その他分野

1)エネルギー・環境

 エネルギー・環境分野は材料科学の進展と密接な関係があり、革新的な技術開発をもたらす可能性を持った新材料技術との融合は不可欠となっている。以下にエネルギー・環境分野において今後一段と重要になると考えられる太陽電池、二次電池、超電導利用、水処理用膜分離技術、光触媒などの分野の現状および動向について紹介する。

① 太陽電池

 中国は1990年代から再生可能エネルギーである太陽光発電産業の発展に注力している。2000年以降、多くの民間企業がこの分野へ多額の投資をしたこともあり、2006 年には中国での太陽電池の生産能力は1000MWに達し、太陽電池産業の年間成長率は過去10年間、40~60%で推移してきた。

 2007年には世界の太陽電池生産量は3436MW規模に達し、前年比56%増を記録したが、このうち中国メーカーの市場シェアは2006年の20%から35%へと大きく上昇した。また、中国製太陽電池のエネルギー転換効率は、多結晶シリコン20%、単結晶シリコン25%、非結晶シリコン太陽電池9%に達し、技術は世界先進レベルに達した。しかし、企業独自の研究開発能力は一般的にまだ低く、主な半導体原材料や設備は輸入に頼っている。

 太陽電池材料の基礎研究には、主に結晶シリコン、薄膜シリコン、CIGS系(Cu(InGa)Se2)、CdTe、色素増感型、有機半導体型が含まれる。中国では1990年代から複数の研究機関が有機半導体、とくにPhthalocyanine類、PPV類、Polyaniline類化合物を用いる太陽電池材料・装置の基礎研究を積極的に行っており、多くの研究成果をあげている。

 たとえば、有機染料応答型Graztel電池材料のエネルギー転換効率は8~10%に達している。しかし、先進国と比べ、電子給与体/電子受容体ハイブリッド光電薄膜材料および関連の太陽電池に関する研究レベルは劣っている。

 中国の関連研究機関は有機電子給与体(Phthalocyanine類、Polyaniline類化合物など)と無機電子受容体(形状が制御できる炭素、ケイ素、TiO2 、Cd-Seなどの無機ナノチューブもしくは金属ハロゲン物質)の選定、設計および特殊な光電性能を持つ光電材料の調製を今後の太陽電池分野の重要な研究課題と位置付けている。

② 二次電池

 中国は近年、リチウムイオン電池の研究開発を積極的に行っている。具体的な事例を以下に紹介する。

  • プラス電極材料:LiCoO2 については、基礎研究は主にLiCoO2材料の構造解明および合成プロセスの最適化に集中している。また、産業化開発は主に電極成型プロセスの開発および粒子材料のエネルギー密度の向上に集中している。LixNiO2材料の有酸素条件下での製造コストは依然として高いが、無酸素条件下の製造プロセスはまだ開発途上段階にある。現在、Ni成分の一部をCoに代えるLiCoxNi1-xO2材料の製造プロセスが開発されている。LiFePO4材料の応用については、すでに実証試験段階に入っており、将来、リチウムイオン電池自動車への応用が期待されている。
  • マイナス電極材料:黒鉛、軟炭および硬炭などの炭素材料はすでに実用化されている。現在、有機硫化物、窒素化合物、錫酸化物、錫合金およびその他の金属化合物質に関する研究が行われている。今後は、マイナス電極材料としてケイ素材料に対する関心が高まると見られている。
  • リチウムイオン電池用隔膜:現在、中国が使っているリチウムイオン電池用隔膜はすべて海外から輸入しており、ほとんどが多孔性Polyolefinである。中国科学院物理研究所、化学研究所、多数の大学等では、ハイブリッド多層隔膜の膜形成メカニズム、材料の選定および隔膜の製造に関する研究が行われているが、理論研究と実験室レベルでの開発が中心であり、産業化までにはまだ時間がかかると見られている。

③ 超電導利用

 「第10次5ヵ年」期間中(2001~2005年)、中国の超電導利用研究は「863計画」や「973計画」、国家自然科学基金の支援を受けて多くの成果をあげ、100以上の発明特許を取得した。また、超電導材料の初期産業化も実現した。超電導利用に関する研究開発能力および産業化能力を見ると、低温超電導材料分野は先進国レベルに接近している。

 一方、高温超電導材料分野の状況は、以下のようにまとめられる。

  • BiSrCaCuO(BSCCO)系高温超電導材料技術は先進国レベルと大きな差がなく、すでに産業化発展段階に進んでいる。
  • MgB2材料に関する理論および実用研究も先進国レベルに達している。
  • 次世代高温超電導材料のYBCO塗層超電導材料に関する研究は、先進国のレベルとは大きな開きがある。「第11次5ヵ年」期間(2006~2010年)における中国の超電導材料の研究開発は、MgB2材料の低電場応用とYBCO塗層超電導材料の高電場応用を中心に行われる。一方、超電導材料の応用技術に関する開発は高温超電導磁性体を用いるMRI画像システム、NMRシステム、安全かつ高効率の超電導電力システム、超電導材料を用いるバイオ・医学機器および超電導による汚染物質分離除去システムの開発を中心に行うとしている。

④ 水処理用膜分離技術

 中国では、水処理用膜は主に産業用水の浄化、海水淡水化、かん水淡水化、市政汚水の再資源化、飲用水浄化などの分野で応用されている。

 各種の水処理用膜技術の研究開発・応用の現状を以下に紹介する。

  • イオン交換膜:中国ではまだ全フッ素硫黄酸(カルボキシル酸)膜やそれらの複合膜、双極膜は生産できない。現在生産できるのは一般の電気透析用陰、陽イオン交換膜であるが、いずれも非均一膜が主であり、均一膜は陰膜のみの生産であり、製品の種類、規格も少ない。
  • 逆浸透(RO)膜:中国国内企業のRO膜の生産プロセスは既に成熟し、RO膜の全シリーズの生産が可能であり、低圧純水膜の製造技術も成熟している。しかし、国内企業の生産設備の管理精度が低く、技術導入時に最新で最も優れた生産プロセス・技術を導入できていないため、海水の淡水化膜と超低圧RO膜は今でも安定した大量生産ができない状況にある。また、国産RO膜モジュールの耐汚染性、耐洗浄性、耐酸化性も劣っており、国外の最も優れた製品と比べ2~5年は遅れている。
  • NF(ナノ)膜:中国国内でも基本的なNF膜製造技術は確立されているが、生産は安定しておらず、製品の種類と生産量も少ない。膜材料はAPA、PIP、SPES、CAのみである。
  • 限外濾過(UF)膜、精密濾過(MF)膜:中国国内のUF/MF膜の種類、規格は多いが、UF膜の濾過分子量は基本的に1万~6万5,000であり、MF膜の平均孔径も基本的に0.1μm 、0.2μm 、0.4μmの3種類しかない。また、膜の製造過程で中孔尺度の制御技術がまだ確立されておらず、MF膜の孔径分布は非常に広い。

 今後の中国における水処理用膜技術の研究開発の重点は下記のとおりである。

  • 電気透析用のイオン交換膜の研究においては、高耐腐食性、高耐熱性、高浸透性と高耐汚染性を有する膜および双極膜を開発し、電気透析とイオン交換技術を発展させる。
  • UF、MF膜の研究においては、膜の流量を向上し、強度を高める。膜の耐汚染能力を向上させ、耐用を延ばす。洗浄の技術レベル、膜の効率を向上する。モジュールとシステムのセット技術を発展させ、プラント設備の性能を高める。
  • NF、RO膜の研究においては膜の流束、分離効率を高めるとともに、操作圧力を下げ、耐酸化、耐腐蝕および耐汚染の能力を高める。

⑤ 光触媒および光による水素発生

 中国の研究者は海外の学者と共同で、世界で初めて可視光活性を持つ新型光触媒-In1-xNixTaO4触媒を発見し、光による水素発生プロセスに応用した。また、光触媒をシリーズ化し、環境汚染の浄化や有毒有害物質の分解への応用にも成功した。さらに、分解過程において生成した中間生成物質を定量的に測定し、光触媒による有毒有害物質の分解に関するメカニズムが明らかにされた。

 これ以外にも、中国の研究者はエネルギー貯蔵/光触媒ハイブリッド材料に関する研究開発で大きな成果をあげた。開発された光触媒ハイブリッド材料は、良好な汚染浄化および抗菌殺菌機能を持っている。

2)産業用構造材料

 この分野は多岐にわたるため、代表的な例として、鉄鋼、アルミ、高機能セラミックを紹介する。

① 鉄鋼材料

 鉄鋼材料は最も主要な構造材料である。現在、低炭素鋼材、低合金鋼材、合金構造鋼材の純化、細結晶化、均一化に関する分野で重要な研究成果があがっており、世界で初めてQ235普通炭素鋼材の降伏強度を200MPaから400MPaに向上させ産業化生産を実現した。この成果は、「2005年中国国家科学技術進歩一等賞」を受賞した。

 また、微細結晶鋼材の研究開発についても、まず、DIFT( Deformation Induced Ferrite Transformation)と称する基礎理論モデルを構築した。これに基づき、産学研連携で生産技術の開発と産業化・生産を実現した。2005年現在、微細結晶鋼材の生産量はすでに400万トンを超えた。

② アルミ材料

 アルミはインフラ建設に広範に利用される非鉄金属である。中国はアルミ産業大国であるが、既存アルミ鉱山資源の80%は精錬しにくいケイ素含有量が多いボーキサイトである。このため、「第10次5ヵ年」期間中、「973計画」や「難関攻略計画」の支援を受け、高ケイ素ボーキサイトの浮遊選鉱方法に関する研究が実施され、重大な研究成果がもたらされ、アルミ鉱山資源の利用可能年数を30年延ばすことができた。

 また、「第10次5ヵ年」期間中、アルミ酸化物の溶出と分解に関する技術、不活性電極材料の使用による省エネアルミ電解技術、アルミ材料の純化、微細結晶化および均一化に関する技術の研究開発が行われた。「第11次5ヵ年」期間中に、こうした技術の向上と実用化が図られることになっている。

③ 高機能セラミック材料

 高機能セラミック材料は、耐高温、耐摩擦、耐腐食、高硬度などの特性を持つため、省エネ、環境保全、機械、冶金、化工、電子、医学、宇宙工学など多くのハイテク分野で応用されている。中国の高機能セラミック材料に関する研究開発は「863計画」、「973計画」、「難関攻略計画」の支援を受け、多くの新材料、新製品を開発した。具体例を以下に紹介する。

  • 溶融石英セラミック材料:中国山東工業セラミック研究設計院の研究グループは、金属材料熱処理炉用として溶融石英セラミック材質の中空ローラーを開発した。この製品は酸化、還元条件下において1100℃の高温での使用が可能で、寿命は1年以上である。黒鉛材質のローラーに比べ、耐腐食性と耐熱性がよく、寿命は3倍以上である。また、同研究グループは強化炉用の溶融石英セラミックローラーも開発し、世界でも3番目に同製品を生産できる国になった。
  • ZrOセラミック材料:「第10次5ヵ年」期間中、天津大学は国の支援を受け、ZrO粒子材料を利用した高圧ヘドロポンプ用ZrOセラミック缶体を開発した。高い強度を持ち、寿命は金属材質の缶体と比べ約10倍の2500時間という特徴を持つ。すでに多くの油田で採用されている。また天津大学は、清華大学、山東華光セラミック公司と共同で、石油抽出ポンプ用大サイズZrOセラミック材質ピストンを開発した。この製品の寿命は従来製品の約3倍である。
  • 発泡セラミック材料:「第10次5ヵ年」期間中、上海ケイ酸塩研究所と佛山セラミック研究所は、共同で発泡セラミック材料に関する研究を行い優れた研究成果をあげた。一般的に高温の溶融鉄濾過用発泡セラミック濾過装置の多くはZrO材質である。しかし、ZrO材質の製品の生産プロセスは複雑であるため、製造コストが高く、市場価格は20万元/㎥である。上海ケイ酸塩研究所は耐火性が高い(1700℃以上)炭化ケイ素発泡セラミック材料を開発して産業化・生産に成功した。生産コストは3.5万元/㎥まで抑えられた。
  • セラミック軸受:「第10次5ヵ年」期間中、上海ケイ酸塩研究所と上海材料研究所は共同でセラミック軸受の開発を行い、ナノハイブリッドセラミック技術および焼結過程における欠陥制御技術などの新しい技術を利用し、中国国内で初めてSiN材質の全セラミック軸受および直径が2mm以下のセラミック軸受用ボールを開発した。寿命は鋼質軸受の10倍である。現在、電機軸受、高速軸受、耐腐食軸受として、医薬、電機、飛行機など多くの分野で利用されている。

主要参考文献:

  1. 「中国科技統計年鑑」(2002~2007年版、国家統計局・科学技術部編、中国統計出版社)
  2. 「国家中長期科学技術発展規劃綱要」(国務院、2006年2月)
  3. 「国家"十一五"科学技術発展規劃」(科学技術部、2006年10月)
  4. 「国家納米科技発展綱要(2001~2010年)」(国家科学技術部、国家計画委員会、国家教育部、国家自然科学基金委員会中国科学院、2001年)
  5. 「国家納米科技発展指南框架」(中国国家科学技術部、「中国基礎科学」誌、2001年9月)
  6. 「白春礼:跑歩前進的中国納米研究」(科学時報、2007年6月)
  7. 「納米科技発展宏観戦略」(任紅軒ら編著、化学工業出版社、2008年5月)
  8. 「中国納米科技研究的進展」(裘暁輝ら、「前沿科学」誌、2007年1月)
  9. 「材料科学学科発展報告」(中国科学技術協会主編、中国材料研究学会編著、中国科学技術出版社、2007年3月)
  10. 「学科発展戦略研究報告-有機高分子材料科学」(国家自然科学基金委員会工程と材料科学部、科学出版社、2006年6月)

主要関連ウェブサイト:

  1. 科学技術部(http://www.most.gov.cn
  2. 国家自然科学基金委員会http://www.nsfc.gov.cn
  3. 中国ナノテク網(http://www.chinanano.cn
  4. 中国科学院ナノテクノロジー網(http://www.casnano.ac.cn
  5. ナノテク・応用国家工程研究センター(http://www.nercn.com.cn
  6. 香山科学会議(http://www.xssc.ac.cn
  7. 中国基礎科学研究網(http://www.br.gov.cn
  8. 国家重点基礎研究発展計画(http://www.973.gov.cn
  9. 国家高技術研究発展計画(http://www.863.org.cn
参考資料1 「863計画」におけるナノテク分野の研究プロジェクト(2001~2010年)

No.

担当責任者

所属

研究プロジェクト名

分野

1

高鴻鈞

中国科学院物理研究所

超高密度情報貯蔵材料と技術

情報

2

劉海平

中国科学院物理研究所

「ナノ電極ペア」を内蔵するナノデバイスとその集積技術

材料

3

袁俊

清華大学

磁性ナノワイヤの垂直磁気記録への応用

材料

4

李桂栄

中国科学院半導体研究所

量子ドットを用いた録画用光メモリチップの開発

材料

5

梁洪澤

中国科学院長春応用化学研究所

新型レアメタルを用いた非線形光記憶ナノ材料の研究開発

材料

6

王利

中国科学院電子学研究所

高性能の敏感性ナノ材料および微小生物センサーの集積化

材料

7

ニイ海橋

中国科学院半導体研究所

近赤外線波長の新型GaAsナノ半導体材料の開発

材料

8

唐芳(王京)

中国科学院理化技術研究所

サイズ、形状、構造を制御可能な球形二酸化ケイ素およびナノハイブリッド二酸化チタン粒子の研究開発

材料

9

高明遠

中国科学院化学研究所

無機ナノ粒子の癌検査および治療への応用

医学

10

寧琴

華中科学技術大学

ウイルス性乙型肝炎に超敏感性を持つ金ナノ粒子のHBV DNAゾンデへの応用

医学

11

楊文勝

吉林大学

ナノ結晶生物ゾンデを用いた免疫検査技術の開発

バイオ

12

呉建青

華南理工大学

高性能の金属基を持つ歯科用セラミックス材料

医学

13

李暁光

安泰科技股?有限公司

歯科用ナノ型生体適合材料の開発

医学

14

張陽徳

中南大学

医学用ナノ生物活性材料の開発

医学

15

顧寧

東南大学

癌治療用ナノ磁性材料およびその応用技術

医学

16

朱以華

華東理工大学

有核錠型薬物放出制御用自動組織化ナノ材料と分子標的治療技術

医学

17

田聆

四川大学

新型抗癌遺伝子および免疫治療用標的ナノ粒子製剤に関する研究

医学

18

古宏晨

上海交通大学

生物分離用ナノ磁性材料の製造と応用

材料

19

劉会洲

中国科学院プロセス工程研究所

生物分子分離用(磁性)ナノ材料の開発

材料

20

林強

海南大学

ナノ材料の開発と漢方薬分野への応用

医学

21

陳秀蘭

山東大学

超敏感性蛍光ナノ粒子の開発と応用

材料

22

李効玉

北京化工大学

高性能の木器用アクリル酸系水性ナノ塗料の開発

材料

23

施利毅

上海大学

カーボンナノチューブを用いるFTC海水淡水化技術の開発

環境

24

趙進才

中国科学院化学研究所

高効率かつ高安定性を持つナノ光触媒の開発と応用

環境

25

袁春偉

東南大学

ナノ二酸化チタンの光触媒分解技術の開発

環境

26

朱利中

浙江大学

ハイブリッドナノ吸着剤の開発および排水処理分野への応用

環境

27

陳貽(火只)

北航天匯科技孵化器有限公司

活性が高く再生可能なナノレアメタル脱硫剤の開発およびその脱硫メカニズム

環境

28

劉暢

中国科学院金属研究所

高容量リチウムイオン電池用マイナス極ナノ材料の開発

材料

29

翁党生

北京北航科学技術園区建設発展センター

ナノ銅箔の製造および高性能リチウムイオン電池への応用

材料

30

孟慶波

中国科学院物理研究所

高効率固形ナノ結晶体塗料を用いる太陽電池の開発

エネルギー

31

王新東

北京科学技術大学

多スケールのナノ炭素担体の製造、微構造およびメチルアルコールの電気酸化性能に関する研究

その他

32

曹高萍

防化研究院第一研究所

高性能スーパーコンデンサー用ナノ材料と関連技術の開発

材料

33

趙新兵

浙江大学

ナノ熱電材料の温度差電池への応用

材料

34

董翰

鉄鋼研究総院

先進鉄鋼材料のナノ構造理論と制御技術

材料

35

楊濱

北京科学技術大学

高強度のブロック状ナノ構造体の実用化生産技術とその応用

その他

36

曾照強

清華大学

高強靭性ハイブリッドナノセラミックス材料、スーパー可塑材料の開発と応用

材料

37

邵剛勤

武漢理工大学

ハイブリッドナノWC-Co硬質合金の製造技術

材料

38

汪明朴

中南大学

ダブル液体混合反応-噴射沈積法を用いるナノ強化銅合金に関する研究

材料

39

王福会

中国科学院金属研究所

材料表面のナノコーティング

材料

40

董闖

大連理工大学

超微細結晶硬質合金道具の耐摩擦性ナノコーティング

材料

41

鉄生年

青海大学

軸受鋼用ナノ脱チタン剤の開発と応用

材料

42

許雲華

西安建築科学技術大学

ナノ構造金属材料の産業化生産および関連製品

材料

43

劉軼群

北京化工研究院

弾性ナノ粒子/エポキシ樹脂ハイブリッド材料に関する研究

材料

44

胡曉明

中国科学院化学研究所

高弾性、高分子量のポリウレタンハイブリッド材料の開発

材料

45

李徳仁

安泰科技股?有限公司

安全監視用圧力敏感性/磁性敏感性ナノ材料の開発および応用

材料

46

強文江

北京科学技術大学

ハイブリッドナノレアメタル永久磁性体に関する研究開発

材料

47

張志東

中国科学院金属研究所

ハイブリッドナノレアメタル永久磁性薄膜に関する研究開発

材料

48

李紅衛

北京有色金属研究総院

ナノレアメタル発光材料の開発および産業化

材料

49

郭奮

北京化工大学

燃焼防止用ナノ材料の開発および応用

材料

50

段学臣

中南大学

多機能ナノハイブリッド金属酸化物の製造開発

材料

51

張治軍

河南大学

自動修復できる耐摩擦ナノ材料の開発

材料

52

呉建民

鉄鋼研究総院

特殊プロセスの潤滑と保護用ナノ磁性液体の製造開発

材料

53

劉維民

中国科学院蘭州化学物理研究所

マイクロシステム中のナノ薄膜の潤滑と保護作用

その他

54

遊波

復旦大学

傷つきにくく気候変化に強い自動車用ナノコーティング材料の研究開発

材料

55

張万喜

吉林省ナノ技術応用工程(集団)股?有限公司

石材用表面機能化ナノ材料の開発

材料

56

楊柏

吉林大学

高屈折率光学材料表面用ハイブリッドナノ反射防止膜に関する研究

その他

57

孫方宏

上海交通大学

ハイブリッドナノダイヤモンドコーティングに関する研究

その他

58

趙永紅

山西豊海ナノテク有限公司

ハイブリッド酸化亜鉛材料と新型センサーの低温焼結技術の開発

材料

59

テキ美臻

深?市ナノ有限公司

カーボンナノチューブ導電体の静電防止コーティング用材料の開発

材料

60

朱美芳

東華大学

特種なナノ機能繊維および製品の開発

材料

61

劉玉林

江蘇陽光股?有限会社

静電気防止可能なナノ毛織物製品の開発

材料

62

朱平

青島大学

ナノ繊維およびナノ機能紡績製品の開発

材料

63

肖長発

国家ナノテク産業化基地

中空糸NF膜の開発

環境

64

凌勇

清華大学

酸化亜鉛ナノ粒子の配列特性とその光電子集積回路への応用

情報

65

林元華

清華大学

新型NiO高誘電率薄膜の製造と応用

材料

66

王開明

鞍山科学技術大学

電子デバイス用ナノ粉末の持続可能かつ制御可能な核生成技術の開発

情報

67

王治強

清華大学

界面分子の組み立ておよびナノ図化

その他

68

胡征

南京大学

一次元ナノ構造材料の製造とその磁場発生性能

材料

69

江風益

南昌大学

ZnO単結晶膜上のGaNナノ光電子材料の成長とLEDデバイスの開発

材料

70

曹則賢

中国科学院物理研究所

高効率発光ナノケイ素薄膜の低温成長条件とデバイス製作

その他

71

周科朝

中南大学

ナノHAP生物材料の開発

材料

72

トウ旭亮

北京大学

ナノβ-燐酸カルシウムおよび骨髄間質幹細胞を用いる顎骨欠損の修復への応用

医学

73

林昌健

アモイ大学

ナノHAP/高分子ハイブリッド硬組織生物材料の開発

医学

74

黎曉新

北京大学

網膜の修復に適用するナノセンサー材料および技術の開発

医学

75

譚蔚泓

湖南大学

新型ナノ粒子を用いる生物医学ナノデバイス

医学

76

李君文

中国人民解放軍軍事医学科学院

重大疫病の緊急検査および診断用新材料・新技術の開発

医学

77

劉津

深?益生堂生物企業有限公司

医療用ナノ圧電体音波チップの開発

医学

78

張国

吉林大学

環境に優しい水分散型ナノ構造塗料

その他

79

張俊英

北京航空航天大学

多機能セラミックスコーティング層とその応用

その他

80

劉長生

武漢現代工業技術研究院

透明な光触媒材料に関する研究と産業化

材料

81

孟躍中

中山大学

高性能のPolyarylene disulfide/グラファイトハイブリッドナノ材料の製造とその応用

材料

82

?江平

浙江大学

大容量MH/Ni電池電極材料の開発と産業化

材料

83

朱鴻民

北京科学技術大学

コンデンサー用ナノTa、Nb粉の新しい製造方法

その他

84

孫克寧

ハルビン工業大学

固形酸化物燃料電池のプラス極材料のマイクロ波による合成

材料

85

韓偉

鉄鋼研究総院

ナノ合金薄膜材料の開発とその連続製造技術

材料

86

トウ勇

中南大学

高性能ナノ結晶/準結晶Al合金材料の製造技術

材料

87

唐涛

中国科学院長春応用化学研究所

ナノクレイ(Montmorillonite)とナノ構造炭素触媒を用いる燃焼防止剤の製造

その他

88

瀋征武

上海傑事傑新材料股?有限公司

新型多機能ナノ粒子の高分子材料分野への応用研究

材料

89

孫寒松

済南正昊化学繊維新材料有限公司

燃焼防止、耐溶融ハイブリッド高分子ナノ材料の開発

材料

90

ニイ文

北京科学技術大学

ケイ酸カルシウムを用いるスーパー断熱材料の開発と実証試験

材料

91

文利雄

北京化工大学

特殊な中空構造を持つ二酸化ケイ素ナノ材料の開発と応用

材料

92

魏飛

清華大学

高品質の単壁カーボンナノチューブの大量製造技術

材料

93

陳永勝

南開大学

構造の制御可能な単壁カーボンナノチューブの製造および電磁遮断ハイブリッド材料の開発

材料

94

宋懐河

北京化工大学

炭素を含むナノ金属結晶の大量合成とその応用

その他

95

白春礼

中国科学院化学研究所

走査ゾンデを用いる顕微集積システムの開発

情報

96

宋志棠

中国科学院上海微系統・情報技術研究所

ナノエレクトロニクスデバイスC-RAM中核技術に関する研究

情報

97

劉文

武漢郵電科学研究院

ナノ光学結晶体の研究開発

その他

98

施毅

南京大学

半導体用ナノ構造を持つ熱電材料の応用

材料

99

楊富華

中国科学院半導体研究所

超高速集積回路の開発

情報

100

楊輝

浙江大学

ナノセラミックス材料の産業化製造

材料

101

王啓元

中国科学院半導体研究所

CMOSナノエレクトロニクスデバイス用Al2O3高誘電率材料

材料

102

江雷

中国科学院化学研究所

ナノ科学技術発展戦略に関する研究

その他

103

陳建峰

北京化工大学

ナノエレクトロニクスインクの開発

情報

104

蔡浩原

中国科学院電子学研究所

肝炎簡易診断用ナノ生物センサーの開発

バイオ

105

劉錦淮

中国科学院合肥智能機械研究所

一次元ナノ材料を用いるナノセンサーの開発と応用

材料

106

曲ヘイ郡

清華大学

高性能のGMRナノ薄膜の作成およびマイクロ磁性センサー技術の開発

情報

107

劉昌勝

華東理工大学

ナノ血液代替品に関する研究と開発

医学

108

王学江

四川大学

ナノSubstituted Hydroxyapatite/水性ジェルを用いるハイブリッド人工角膜の開発

医学

109

唐祖明

東南大学

血液免疫用ナノ磁性吸着浄化治療システムの開発および産業化

医学

110

兪磊

華東師範大学

肺癌の遺伝子治療用ナノ高分子担体

医学

111

李峰

中国科学院金属研究所

スーパーコンデンサー用ナノハイブリッド電極材料

材料

112

徐躍華

広州市華之特奥因特種材料科学技術有限公司

特殊ナノ光浄化製品の開発および応用

環境

113

張昊

航天科学技術集団公司第五研究院508研究所

多孔ナノ級二酸化ケイ素および螺旋状炭素繊維の航空・宇宙工学分野への応用

材料

114

周勇

上海交通大学

ナノ磁性材料およびマイクロ磁性デバイスの製造技術に関する研究

材料

115

師文生

中国科学院理化技術研究所

ナノ材料を用いる新型化学と生物センサーに関する研究

材料

116

殷江

南京大学

固形電解質を用いるナノ相変換メモリの開発

情報

117

邱建栄

浙江大学

ナノ構造を持つ固形立体カラー表示材料および装置

材料

118

劉暉

南開大学

ナノ磁性Fe基粒子に構成された薄膜のスピンホール効果とその応用

その他

119

張興旺

中国科学院半導体研究所

超高密度磁性メモリ用FePtナノ粒子配列に関する研究

その他

120

丁士進

復旦大学

新型ナノ構造を持つ非揮発性フラッシュメモリに関する研究

情報

121

李効民

中国科学院上海ケイ酸塩研究所

ナノ構造を持つ酸化物薄膜および電気抵抗式ランダムメモリへの応用

情報

122

劉錦淮

中国科学院合肥物質化学研究所

一次元ナノ材料を用いるコンデンサー-電導式高感度センサーの開発および毒物/爆発物の緊急検査への応用

材料

123

朱キン松

国家ナノ科学技術センター

光通信用波長レーザに用いるTHzナノ材料とデバイスの開発

材料

124

劉益春

東北師範大学

ZnOナノ材料を用いる紫外線発射用LEDデバイスに関する研究

材料

125

程建功

中国科学院上海マイクロシステム・情報技術研究所

蛍光ポリマーナノ膜を用いる微量爆発物計測器の開発

その他

126

徐春祥

東南大学

ナノ構造を持つZnO材料を用いる生物センサーに関する研究

材料

127

付紅兵

中国科学院化学研究所

青光敏感型光変色性ナノ材料の開発

材料

128

劉衛麗

中国科学院上海マイクロシステム・情報技術研究所

高速低エネルギー消費の応答性ケイ素系材料およびデバイスの開発

材料

129

韓兵

南京大学

高感度ナノセンサーの開発

その他

130

曲ヘイ郡

清華大学

心筋梗塞指標物質であるMgb計測用ナノ磁性GMR生物センサーに関する研究

医学

131

李富友

復旦大学

心臓血管病の独立危険因子の緊急診断用ナノ材料およびデバイスの開発

医学

132

高明遠

中国科学院化学研究所

癌の早期診断用高効率MRI造影剤の開発

医学

133

パン代文

武漢大学

高感度緊急診断用蛍光-磁性-生物標的など3つの機能を持つナノボールの開発

医学

134

陳春英

国家ナノ科学技術センター

複写機用トナーから生成したナノ粒子の生物安全性に関する研究

その他

135

孟憲偉

中国科学院物理研究所

温熱治療、薬物放出制御および標的指向など多機能を持つ癌治療ナノ材料の開発

医学

136

蒋興宇

国家ナノ科学技術センター

ナノ構造を持つ高効率定量的HIV検査技術の開発

医学

137

任吉存

上海交通大学

水溶性蛍光量子ドットによるマイクロ波の合成および生物標的指向技術に開発

バイオ

138

陸偉躍

復旦大学

癌の分子標的材料の開発およびナノ薬品供給システムの構築

医学

139

郭林

北京航空航天大学

金のナノ棒の表面プラズマ共振による血液性伝染病の緊急診断

医学

140

楽加昌

中国科学院生物物理研究所

分子モーター作動原理および量子ドット技術による鳥インフルエンザの緊急診断技術

医学

141

トウ旭明

吉林大学

骨欠損の修復用新型材料-ナノリン酸三カルシウム/ゼラチン/鹿角ハイブリッド材料の開発

材料

142

計剣

浙江大学

心血管の原位置再生用サポート材料の開発

材料

143

襲著革

中国人民解放軍軍事医学科学院

ナノ材料の生物安全性評価に関する中核技術の開発

材料

144

顧忠沢

東南大学

光子結晶を用いる多元分析技術の開発およびその応用

その他

145

楊祥良

華中科学技術大学

肝臓癌の治療用温度感知ゼラチンの開発

医学

146

張英鴿

中国人民解放軍軍事医学科学院

前臨床段階における抗癌剤Carbomycinの開発

医学

147

賈春平

中国科学院上海マイクロシステム・情報技術研究所

ナノ技術によるP53遺伝子/蛋白質の計測およびその肺癌の早期診断への応用

医学

148

孔祥貴

中国科学院長春光学精密機械・物理研究所

量子ドットを用いる多標的免疫定量化計測用光ファイバセンサーの開発

医学

149

曹勇

復旦大学

高付加価値化学品を生産するためのナノハイブリッド触媒の開発

その他

150

何宏平

合肥工業大学

脱バイオマスガス化炉コール・タール製造用金属触媒の開発

その他

151

謝長生

華中科学技術大学

ZnOナノハイブリッド材料の大量生産および高感度低エネルギー消費デバイスの開発

材料

152

テキ啓生

上海大学

新型無鉛Sn基ナノ溶接材料の開発

材料

153

李旦振

福州大学

高効率で有機汚染物質を分解できる可視光応答型ナノ光触媒の開発

その他

154

孟慶波

中国科学院物理研究所

環境に優しいハイブリッド電解質ナノ結晶体を用いる染料感応太陽電池の開発

エネルギー

155

曹高萍

中国人民解放軍防化研究院

高出力スーパーコンデンサー用ナノ材料の開発

材料

156

楊文勝

北京化工大学

無機ナノ薄膜を用いるスーパーコンデンサー電極の製造技術およびその応用

材料

157

彭天右

武漢大学

高効率ナノハイブリッド光触媒および光電化学水素製造装置の開発

エネルギー

158

王為

天津大学

ナノ薄膜を用いるマイクロ温度差電池製造技術に関する研究

エネルギー

159

李泓

中国科学院物理研究所

大容量リチウムイオン二次電池のマイナス電極用ナノ材料の開発

材料

160

趙興中

武漢大学

ナノ結晶改質固形高分子電解質を用いる染料感応太陽電池に関する研究

エネルギー

161

李毅

上海理工大学

太陽エネルギーを高効率で利用するナノ光学材料に関する研究

材料

162

蔡小舒

上海理工大学

ナノ粒子を用いるオンライン計測技術および装置の開発

その他

163

彭練矛

北京大学

ナノ表面修飾に関する原位置研究

その他

164

張躍

北京科学技術大学

機能性ナノ材料および装置の開発

材料

165

屈新萍

復旦大学

新型ナノ圧印加工技術の開発とその応用

その他

166

劉前

国家ナノ科学技術センター

ナノ光造形システムに関する中核技術の開発

その他

167

呉浚瀚

北京本原ナノ儀器有限公司

原子間力顕微鏡の開発

その他

168

胡松

中国科学院光電技術研究所

ナノ級新型紫外線造形装置の開発

その他

169

趙瀛蘭

四川大学

ナノ材料の毒性に関する研究およびナノ毒性生物標的物質の鑑識

材料

170

湯建新

湖南工業大学

活版印刷による生物チップ原位置合成システムの開発

その他

171

李春忠

華東理工大学

多重射流の燃焼によるナノ材料製造装置の開発

その他

172

馬嵐

清華大学

エイズ診断用新型ナノ緊急検査技術の開発

医学

173

宋志棠

中国科学院上海マイクロシステムと情報技術研究所

C-RAMチップの中核技術に関する研究

情報

出典:「納米科技発展宏観戦略」(任紅軒ら編著、化学工業出版社、2008年5月)をもとに作成
参考資料2 「973計画」におけるナノテクノロジー分野のプロジェクト(1999~2011年)

No.

担当部門

研究プロジェクト名

分野

研究期間

1

中国科学院固体物理研究所
中国科学院物理研究所

ナノ材料とナノ構造

材料

1999~2004

2

中国科学院プラズマ物理研究所

低コスト、長寿命新型太陽電池に関する基礎的研究

エネルギー

2000~2005

3

北京大学

システムチップの新しいデバイスおよびプロセスに関する基礎的研究

情報

2000~2005

4

中国科学院半導体研究所

IT機能材料に関する基礎的研究

情報

2000~2005

5

中国科学院半導体研究所

固体量子構造、量子デバイスおよびその集積技術に関する研究

情報

2001~2006

6

復旦大学

隙間を持つ人工材料の物理メカニズム、製造および応用に関する研究

材料

2001~2006

7

北京大学

ナノエレクトロニクス計算器材料の表象と性能に関する基礎的研究

材料

2001~2006

8

中国科学院物理研究所

自回転電子材料、デバイスに関する研究開発

材料

2001~2006

9

中国科学院微電子研究所

次世代化合物半導体電子デバイスおよび集積回路に関する研究

情報

2001~2006

10

中国科学院物理研究所

ナノ級材料の性能表象および科学に関する研究

材料

2002~2007

11

上海石油化工研究院

新しい構造を持つ高性能多孔触媒に関する基礎的研究

材料

2002~2007

12

清華大学

高性能電子製品の設計、製造の精密化、デジタル化に関する新しい原理および方法

その他

2003~2008

13

中国科学院計算技術研究所

ムーアの法則を維持するためのICチップに関する新しい原理、構造および方法の検討

情報

2003~2008

14

北京大学

ナノ級ケイ素集積回路およびプロセスに関する基礎的研究

情報

2003~2008

15

中国科学院物理研究所

ナノ材料とナノ構造の性能と応用に関する基礎的研究

材料

2005~2010

16

中山大学

新型電界放出ディスプレイとマイクロディスプレイに関する基礎的研究

情報

2005~2010

17

中国科学院上海マイクロシステム研究所

BNI(Brain Network Interface)融合的ナノ級マイクロセンサーに関する基礎的研究

情報

2006~2011

18

中国科学院化学研究所

分子電子学に関する基礎的研究

情報

2006~2011

19

中国科学技術大学

蛋白質装置およびその分子メカニズム

情報

2006~2011

20

国家ナノ科学技術センター

人工ナノ材料の生物安全性に関する研究および解決方法の検討

その他

2006~2011

出典:「納米科技発展宏観戦略」(任紅軒ら編著、化学工業出版社、2008年5月)をもとに作成
参考資料3 ナノテクノロジーに関連した重大研究計画における研究プロジェクト(2006~2011年)

No.

担当部門

研究プロジェクト名

分野

研究期間

1

中国科学院化学研究所

ナノ有機材料の自己組織化成長技術に関する基礎的研究

材料

2007~2011

2

中国科学院物理研究所

自回転と量子効果による磁性・半導体メモリに関する研究

情報

2006~2010

3

清華大学

単分散型ナノ結晶体の構造、寸法および形状の制御合成と大量製造に関する研究

材料

2006~2010

4

北京大学

カーボンナノチューブによるナノデバイスの開発

材料

2006~2010

5

国家ナノ科学技術センター

重要なナノ計測技術の基準化

その他

2006~2010

6

国家ナノ科学技術センター

ナノ基準物質と計測用ナノ基準サンプルの制御合成、量産およびマイクロ化工法の基準化

その他

2006~2010

7

中国科学院金属研究所

カーボンナノチューブの構造調整、成長メカニズムおよび応用に関する研究

材料

2006~2010

8

中国科学院半導体研究所

新しいⅢ~Ⅴ族半導体光電センサーに関する研究

情報

2006~2010

9

南開大学

重要な応用可能性を持つナノ超分子組換え体の構築およびその機能に関する研究

材料

2007~2011

10

中国科学院物理化学技術研究所

ナノケイ素材料の制御合成およびその応用に関する基礎的研究

材料

2006~2010

11

武漢大学

ウイルスと細胞の相互作用に関する蛍光オンタイムナノ計測技術およびその計測過程の可視化

医学

2007~2011

12

東南大学

生物医学的ナノ材料の細胞に対する影響に関する研究

医学

2006~2010

13

中国科学技術大学

ナノ薬物担体の薬物誘導性の強化効果に関する研究

医学

2006~2010

14

清華大学

ナノ級光波長構造の構築とその光学的性質に関する研究

材料

2007~2011

15

中国科学院上海マイクロシステム研究所

ナノ構造の相変換メカニズムおよび挿入式PCRAMの応用に関する基礎的研究

情報

2007~2011

16

中山大学

FED用コアナノ材料、マイクロナノ構造の開発

情報

2007~2011

17

中国科学院化学研究所

生物単分子、単細胞の原位置オンタイム計測方法の開発

バイオ

2007~2011

18

中国科学院物理研究所

新型マイクロナノ光学計測方法の開発および生物のナノ構造および機能に関する研究への応用

バイオ

2007~2011

19

復旦大学

誘導性ナノ薬物担体の脳疾患治療と診断への応用に関する基礎的研究

医学

2007~2011

20

中国科学院理論物理研究所

バイオ・ナノデバイスの原理、製造および応用に関する研究

バイオ

2007~2011

21

中国科学院上海応用物理研究所

人工バイオ・ナノデバイスの開発およびその生物医学分野への応用に関する基礎的研究

医学

2007~2011

22

四川大学

ナノ材料の再生医療および器官の修復分野への応用に関する研究

医学

2007~2011

23

北京大学

準一次元半導体ナノ材料の構造制御、物性計測に関する基礎的研究

情報

2007~2011

24

南京大学

半導体ナノワイヤ構造の制御、集積および光電デバイスへの応用に関する基礎的研究

情報

2007~2011

25

中国科学院化学研究所

生物工学的ナノハイブリッド材料の開発

材料

2007~2011

26

北京航空航天大学

ナノハイブリッド材料の開発およびリチウムイオン二次電池への応用に関する基礎的研究

材料

2007~2011

27

中国科学院合肥物質科学研究院

持久性を持つ有毒汚染物質の微量計測と処理へのナノ材料の応用に関する基礎的研究

材料

2007~2011

28

中国科学院蘇州生物工学・ナノ技術研究所

ナノ構造を用いる高効率太陽電池の中核技術に関する研究

材料

2007~2011

29

北京大学

ナノ級光学、電子工学、力学的高精度の計測方法に関する研究

材料

2007~2011

出典:「納米科技発展宏観戦略」(任紅軒ら編著、化学工業出版社、2008年5月)をもとに作成
参考資料4 「難関攻略計画」のナノ材料産業化特別プロジェクト

No.

担当部門

産業化プロジェクト名

1

北京化工大学など

無機ナノ粒子による強靭性向上プラスチック製品の産業化

2

北京化工研究院など

ナノ級粉末ゴムおよび改質ポリマー材料の産業化

3

鉄鋼研究総院など

ナノ結晶軟磁性材料および関連製品の産業化

4

中国科学院化学研究所

スーパーナノクリーン材料の産業化

5

四川国納科技有限公司

生体硬組織修復用ナノ燐灰石類結晶およびポリアミド高分子シリーズ製品の開発

6

中国鉄鋼協会粉末冶金協会

ナノ材料の技術発展戦略に関する研究

7

華中科学技術大学など

新しいナノ薬物の開発・産業化

8

中国科学院プロセス工程研究所

気相成長法によるナノ二酸化ケイ素の製造技術の開発・応用

9

弘昇グループ有限公司

液相育成法によるナノ二酸化ケイ素の製造技術の開発・応用

10

上海交通大学など

ナノTiO2紫外線防止繊維の製造技術の開発

11

中国科学院化学研究所など

プラスチック/層状ケイ酸塩ナノハイブリッド材料の産業化

12

株州時代新材料科技股份有限公司など

ゴム/層状ケイ酸塩ナノハイブリッド材料の産業化

13

中国化工建設総公司常州化工研究院など

建築用高性能ナノ改質塗料の製造・応用

14

寧波市東海粉末塗料有限公司

ナノ改質粉末塗料の開発・応用

15

四川東方絶縁材料股份有限公司

特殊なナノ電線用漆の製造技術の開発

16

金昌金川万方実業有限公司など

ナノ銀による抗菌繊維の開発・応用

17

中南大学

バイオ医薬用ナノ構造を持つガラスセラミックスの開発

18

蘭州大洋化学有限責任公司

ナノ二酸化ケイ素粒子の油製品加工への応用

19

陜西省鉄鋼研究所

ナノ結晶軟磁性材料のマイクロ電流センサーへの応用・産業化

20

北京化工大学

ナノ複合金属酸化物触媒の産業化・応用

21

中国石油化工股份有限公司

磁性ナノ触媒の開発・応用

22

北京鉄鋼研究院高納科技有限責任公司

ナノNi系合金触媒の白油の精製プロセスへの応用

23

四川西普油脂化工有限公司

ナノハイブリッド触媒担体の脂肪酸誘導体の生産への応用

24

浙江工業大学

貴金属ナノ粒子触媒の開発および芳香族アミンの生産プロセスへの応用

25

華東理工大学

ナノ構造を持つ固定化酵素の開発

26

北京化工大学

グリーンタイヤ用ナノ改質EDPMの開発

27

北京航空材料研究院

建築および自動車用高性能ナノ改質接着剤の開発

28

北京化工大学

自動車バンパー用ポリプロピレンナノハイブリッド材料の開発

29

斉魯石油化工研究院など

新型超高分子量ポリプロピレンシリーズ製品の製造技術の開発

30

中達連鋳技術国家工程研究センター有限責任公司

ナノ改質有機樹脂被覆鋼板の開発・応用

31

新冶ハイテクグループ公司など

ナノ材料の海洋腐食防止技術への応用

32

海洋化工研究院など

水車用ナノ塗装材料の開発

33

瀋陽大陸レーザ技術有限公司など

ガスタービン用ナノ塗装材料の開発・応用

34

北京科学技術大学

高性能ナノ吹き付け塗料およびナノ塗膜の製造

35

中国科学院ナノテク工程センター有限公司

新型低輻射性塗膜およびガラス化の産業化中核技術の開発

36

鉄鋼研究総院

ガラス被覆型ナノ結晶合金糸の産業化技術の開発および偽造防止分野への応用

37

中国科学院化学研究所

ナノ表面改質技術の環境低負荷型染色および化学繊維の天然繊維の模倣技術への応用

38

中南大学

肝臓癌のナノ薬物およびナノ薬物担体の開発

39

北京工業大学

ナノ粒子の生物由来性大気汚染の浄化への応用

40

黒竜江省海林ナノ科技開発有限公司

ナノ級鹿角および鹿骨のコア製造技術の開発

41

上海ナノ産業発展促進センター

ナノバイオ医薬に関する中核技術の開発

出典:「納米科技発展宏観戦略」(任紅軒ら編著、化学工業出版社、2008年5月)をもとに作成
参考資料5 「国家重点新製品計画」におけるナノテクノロジー・プロジェクト

No.

担当部門

製品名

1

?州市金貴有色金属有限公司

銀イオンナノTiO2抗菌剤

2

江門市中建科技開発有限公司

亜ナノ級超微細コンクリートモルタル

3

格蘭特工程硝子(中山)有限公司

レアメタル入りナノTiO2自己清掃硝子

4

新彊天業(グループ)有限公司

ナノ改質ポリオレフィン系材料

5

勝利油田勝利化工有限責任公司

低浸透油田用ナノポリシリコン材料-NPS

6

江蘇卓群ナノレアメタル股?有限公司

ナノ酸化エルビウム

7

江蘇双登グループ有限公司

ナノ改質スーパーコンデンサー

8

北京鉱冶研究総院

ナノAl粉末被覆の自己粘着炭化W-Co塗料(KF-91)

9

浙江長生鳥薬業有限公司

全天然ナノ真珠粉末

10

浙江禾欣実業グループ股?有限公司

ナノ皮革

11

寧波能之光新材料科技有限公司

ナノ層状ケイ酸塩改質EVA

12

巣湖香楓プラスチック助剤有限公司

発煙抑制型無機ナノ難燃剤

13

山東富欣新材料科技有限公司

ナノ炭酸カルシウム

14

山東城環業中科陶器材料有限公司

ナノハイプリッドセラミック材料

15

北京崇高ナノ科技有限公司

衛生設備専用抗菌粒子材料PG-P3

16

天津巴莫科技有限公司

長寿命ナノ塗装LiCoO2

17

大連三科科技発展有限公司

ナノハイブリッド金属酸化物導電材料

18

ハルビン?達高分子材料股?有限公司

自動車バンパー用ナノ改質重合高分子材料

19

北京化工大学天瑞ナノ材料技術有限公司

噴射用光触媒用溶液

20

北京鉱冶研究総院

ナノAl被覆ハイブリッド型塗装材料-Ni-Cd-Al-Y2O3粒子材料

21

北京鉱冶研究総院

ナノAl被覆ハイブリッド型塗装材料-Ni-Cd-Al粒子材料

22

北京北航天匯科技孵化器有限公司

ナノ改質エポキシ樹脂類粉末塗料

23

天津市新麗華色材有限公司

電気泳動用水性高分子ナノ改質塗料

24

ケイ台市電子セラミック原材料工場

ナノ級SrTiO3-NMST-101

25

河北大有FRPグループ有限公司

ナノ抗菌樹脂入りFRPM管

26

長春塞納ナノ漆有限公司

ナノ水性工業塗料-SN-03

27

ハルビン?達高分子材料股?有限公司

XK-803型腐食防止用ナノ高分子塗料

28

揚州華源有限公司

3つの成分で構成した合成繊維によるナノ織物

29

江蘇卓群ナノレアメタル股?有限公司

レアメタルナノハイブリッド材料-Ce-Zr-O

30

浙江宇達化工有限公司

ナノ改質不飽和ポリエステル樹脂の製造

31

浙江欧詩漫グループ有限公司

ナノ級真珠粉末

32

慈渓市潔達ナノ複合材料有限公司

馬の立て髪似ブラシ用糸

33

寧波欧琳厨房用具有限公司

ナノ抗菌水槽

34

安徽省得福隆ナノ科技発展有限責任公司

ナノ抗摩擦潤滑剤

35

福建恒安グループ有限公司

ナノ抗菌衛生材料

36

江西省萍郷市安源科技化工実業有限公司

超微細ナノ活性炭酸カルシウム

37

滕州市山鷹紡績機材有限責任公司

高弾性ナノゴムローラー

38

湖北葛店開発区地大ナノ技術開発有限公司

ナノ蒙脱石材料-NMMTS4、NMMT5

39

長沙科星ナノ工程技術有限公司

耐腐食チタン合金ナノ粒子材料・塗料

40

湖南長沙黄花電線有限公司

ナノ雲母導線

41

湖南長錬興長グループ有限責任公司

ナノ燃油洗浄剤

42

重慶アポロ機電技術開発公司

メッキ用ナノハイブリッド材料

43

寧波科聯電子有限公司

ナノ粒子材料製造用NTC温度センサー

44

慈渓市潔達ナノ複合材料有限公司

波紋型ナイロン糸

45

シンセン市ナノ創新科技有限公司

ナノトナー

46

陜西省中科ナノ材料股?有限公司

GG-01YナノZnO

47

楊凌華轅生物技術有限公司

ナノ構造を持つ植物保護剤(旱保豊2号)

48

重慶アポロ機電技術開発公司

アルミ合金材質ナノハイブリッド電気沈積缶本体

49

甘粛省潤源農産品開発公司

新型ナノSiOx果物用蝋

50

甘粛凌雲ナノ材料有限責任公司

ナノダイヤモンド粉

51

煙台科源新材料有限公司

耐高温ナノ改質電子粘着剤

52

衡水百威工程ゴム有限公司

ナノ改質防水ゴム

53

河北国農節水工程有限公司

ナノ材料による高強度滴灌パイプ

54

桐郷市中維化学繊維有限公司

紫外線防止機能を持つナノ繊維

55

湖州科達磁電有限公司

ナノハイブリッドFe-Si-Al磁性粒子材料

56

湖北葛店開発区地大ナノ技術開発有限公司

超微細(ナノ)高嶺土BP-1、PB-2

57

襄樊裕泰銅鉛合金鋼帯製造有限責任公司

ナノNi-Cu-Pb合金軸受材料

58

長春市緑茵工程装飾有限公司

新型高強度ナノハイブリッド塗料

59

長春塞納ナノ漆有限公司

石材用ナノ多機能剤

60

高明摩擦材料工場

環境に優しいナノ自動車ブレーキ

61

江蘇卓群ナノレアメタル股?有限公司

ナノ酸化セリウム

62

興化市天中プラスチック有限公司

ナノ改質安定潤滑剤SWD-NM101/102/103

63

広州市星冠化工有限公司

ナノ改質水性壁塗料

64

青島奥柯瑪股?有限公司

PCD-203Gナノ光触媒保健冷蔵・冷凍庫

65

青島奥柯瑪股?有限公司

SC-80D立式透明ドアナノ光触媒保健冷蔵箱

66

青島科瑞特機電グループ有限公司

ナノセラミックハイブリッド膜による海水淡水化装置

67

西安量維生物ナノ科技股?有限公司

漢方薬植物微細粉末製品

68

河南中南工業有限責任公司

ナノダイヤモンドを結晶種として用いる高級ダイヤモンドの製造

69

本渓経済開発区本鋼天和鋼管有限責任公司

ナノ抗菌金属パイプ

70

北京首創ナノ科技有限公司

水性ナノ助剤

71

北京冶科電子機材有限公司

高導磁性ナノ結晶合金および磁心-YK4129

72

湖南省?州市湘晨高科実業有限公司

ナノ級銀粉

73

新彊天業(グループ)有限公司

地面被覆用ナノポリエチレン薄膜

74

北京鉱冶研究総院

ナノAl被覆ハイブリッド型塗装材料-Ni-Al粒子材料

75

貴州航天天科機電製造有限責任公司

カーボンナノハイブリッド微電熱膜および関連製品

76

江蘇卓群ナノレアメタル股?有限公司

レアメタルナノハイブリッド材料-Y-Eu-O

77

蘇州新区化工省エネ設備工場

ナノ級酸化物膜電極

78

石家荘華泰ナノセラミック材料工場

超細TiCN粉末-HT1-80

79

湖南金大乗化軽グループ公司

ナノ抗菌高強度PP-Rプラスチックパイプ

80

湖北葛店開発区地大ナノ技術開発有限公司

ナノZrO粒子材料

81

楊凌華轅生物技術有限公司

ナノ級有機活性腐植肥料(旱保豊)

82

西安金峰保健製品有限公司

ナノ遠赤外線カシミヤセーター

83

太原瑞豊プラスチックパイプ有限公司

ナノ改質超高分子量ポリエチレンパイプ

84

昆明西智電子材料有限公司

ボール状銀粉の生産

85

貴州省ナノ材料工程センター

改質ナノZnO製品

86

浙江省長興天能電源有限公司

蓄電池用ナノケイ素酸化物

87

寧波華光精密機器有限公司

ナノ光触媒空気清浄機KJ500-NG

88

泉州寰球靴服有限公司

ナノ抗菌運動靴

89

福建亜太建材有限公司

重合高分子/層状ケイ酸塩ナノハイブリッド材料

90

瀋陽化工股?有限公司

ナノ級A-200気相法製二酸化ケイ素

91

上海大学科技開発総公司

水性ナノゲルによる自動分層スーパー耐汚染塗料

92

北京ナノ科技発展有限責任公司

NQ型ナノ改質塗料

93

北京優美特ナノ材料科技有限公司

ナノ改質壁塗料

94

北京国科センサー研究開発センター

ナノハイブリッド圧電薄膜を用いる胎音センサー

95

廊坊通用機械有限公司

NCJJ-0.075/150ナノ超高圧均質機

96

石家荘華泰ナノセラミック材料工場

高α相超微細窒化ケイ素HT2-200

97

フフホト医療保健用品有限公司

生物活性化機能を持つナノ毛布

98

江蘇卓群ナノレアメタル股?有限公司

ナノ酸化イットリウム

99

馬鞍山金科粉体工程有限公司

ナノ磁性液体

100

山東莱蕪樹脂工場

ナノ蒙脱石ハイブリッド材料

101

佳隆(煙台)実業有限公司

ディスプレイ用ナノ塗装材料

102

青島科亜ナノ有限公司

新エネルギー1号(ナノ構造を持つ石炭燃焼助剤)

103

広東東鵬セラミック股?有限公司

清掃しやすいナノセラミック

104

広東仏陶グループダイヤモンド-セラミック有限公司

建築用ナノ衛生陶器

105

新彊石河子開発区中発化工有限責任公司

抗衝撃ナノPVCハイブリッド樹脂

106

河北愛徳福製薬工場

プラズマ炭酸カルシウム-ナノカルシウムおよび関連製品

107

河北茂源化工有限公司

ナノ級酸化鉄粉末

108

常州四維理工自動化設備有限公司

LTB型知能化ナノ粉末包装システム

109

江蘇新興化工グループ公司

ナノ級酸化ジルコニウム

110

山東小鴨グループ有限責任公司

XQG50-NM426ナノ全自動ドラム式洗濯機

111

陜西開達化工有限責任公司

ナノ級マイクロ結晶Pd/C触媒

112

中国科学院蘭州化学物理研究所

空気浄化用ナノ光触媒反応床

113

江蘇五菱常泰ナノ材料有限公司

ナノ級ZnO

114

上虞市正奇化工有限公司

ナノ級透明酸化鉄塗料

115

江蘇華泰ナノデバイス有限責任公司

ナノ磁性感応センサー

116

舟山明日ナノ材料有限公司

ナノSiO2~x

117

江蘇河海工程グループ公司

ナノ級TiO2粉末

118

首鋼総公司冶金研究院

FU ASL CF1 AL50非結晶、ナノ結晶軟磁性磁心

119

中国科学院瀋陽科学機器研究製造センター

超真空ナノ材料製造装置

出典:「納米科技発展宏観戦略」(任紅軒ら編著、化学工業出版社、2008年5月)をもとに作成