中国研究会開催報告&資料
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第16回CRCC研究会「中国ライフサイエンスおよびナノテクノロジー・材料分野の研究現状」/講師:胡俊杰、阪野ももこ(2009年6月11日開催)

 科学技術振興機構(JST)中国総合研究センター(CRC)主催の第16回研究会は6月11日(木)JSTにおいて開催されました。

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 当センターでは昨年最新の「 中国の科学技術分野別活動の現状および動向調査」報 告書をまとめました。報 告書では9つの分野について、関連政策および研究予算、研究人材、研究の現状および動向などを整理しております。この報告書内容のご紹介とともに、当 センターの今後の調査への指針を議論いただくことを目的として、全5回シリーズの研究会を計画いたしました。5月14日に開催いたしました第1回目研究会「 中国の原子力開発」に 引き続き、6月11日に第2回目の「 中国ライフサイエンスおよびナノテクノロジー・材料分野の研究現状」をテーマとした研究会を開催いたしました。

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今回の研究会では実際に調査を携わった日本テピア株式会社・テピア総合研究所胡 俊杰(こ しゅんけつ)副所長および阪野 ももこ研究員に講演をお願いし、それぞれ報告書の「ナノテクノロジー・材料分野」と 「ライフサイエンス分野」についてご紹介いただきました。

 「ライフサイエンス分野」では、中国ライフサイエンスの発展に関係する国家政策をはじめ、現在推進している重大特定プロジェクトの詳細などさまざまの情報をまとめて説明されました。

 また、「ナノテクノロジー・材料分野」の講演では、中国のナノテクノロジー研究の推進政策、研究体系、研究者の構成、研 究費支出の推移と配分状況および研究成果などさまざまな面から研究の発展現状および動向についてご紹介がなされました。講演は質疑応答を随時行いまして、有意義な意見交換会となりました。

(中国総合研究センター フェロー 米山春子 記)