第1回CRC国際シンポジウム開催報告

2006年7月18日　東京・国連大学　ウ・タント国際会議場

概要

2006年7月18日開催　東京・青山　国連大学ウ・タント記念ホールにて

（独）科学技術振興機構（ＪＳＴ）の主催、（財）日中経済協会の後援により、中国総合研究センター設立記念シンポジウムは、7月18日午後２時半より、国連大学本部国際会議場（東京・青山）にて盛大に開催されました。日中両国政府関係機関、科学技術界、大学、研究所、企業、報道関係者ら３００人余が参加しました。

　ＪＳＴ・沖村憲樹理事長と中国総合研究センターアドバイザリー委員会・有馬朗人委員長による開会挨拶が行われた後、松田岩夫内閣府特命担当大臣、在日中国大使館・阮湘平参事官、文部科学省・林幸秀文部科学審議官による来賓挨拶、中国総合研究センター・馬場錬成センター長によるセンター紹介が行われました。

　続くセッション１では、中国国家自然科学基金委員会・陳宜瑜主任は「中国科学基金及び中日間の科学技術分野での協力」、中 国科学院企画戦略局・潘教峰局長は「中国科学技術の発展の現状と目標」、中国科学技術協会書記処・馮長根書記は「中国における学会の現状と国際交流」について記念講演を行いました。

　セッション２では、「日中両国の科学技術発展計画」について、政策研究大学院大学・角南篤助教授をコーディネーターに、中 国科学技術促進発展研究センター・楊起全副主任、中国科学院科学技術政策・管理科学研究所・穆栄平所長、中国科学技術信息研究所・武夷山総工程師、文部科学省科学技術政策研究所・桑 原輝隆総務研究官をパネリストに迎えてのパネルディスカッション。

セッション３ では、民間企業の代表として、中国東軟集団有限公司・劉積仁総裁が「大学と産業の連携・日中ＩＴ産業提携の促進」、Ｊ ＵＫＩ株式会社・山岡建夫代表取締役会長が「日本企業の技術革新及び中国との今後の協力」をテーマに記念スピーチを行いました。

　ＪＳＴ・永野博理事がシンポジウムの総括を行った後に、２００人余の関係者を迎えて引き続きレセプションが開催されました。

　レセプションでは、中国総合研究センターを所管するＪＳＴ・研究開発戦略センター・生駒俊明センター長から開会挨拶があり、次いで来賓を代表して文部科学省・結城章夫事務次官、（財）日中経済協会・緒方謙二郎理事長から挨拶が行われました。在日中国大使館・李東翔公使参事官による乾杯の発声の後、参 加者は和やかな雰囲気の中で広範な情報交換を行い、相互理解と交流を深めることが出来ました。

シンポジウム講演内容の紹介

（※2006.8.4講演資料掲載／2006.8.11更新：仮訳資料差し替え／2006.8.25更新：講演録掲載）