【13-25】写真で見る中国国際教育展(その1)
2013年11月19日 石川晶(中国総合研究交流センターフェロー)
11月2日、2013中国国際教育展が北京国家会議中心で開幕した。この教育展は北京を皮切りに西安、武漢、上海そして成都へとツアー形式で各地を巡回し開催された。
2013中国国際教育展スケジュール
本展は、中国教育国際交流協会が主催する中国国内で最大規模の留学・教育イベントである。2000年から毎年開催され、今年で14回目を迎えた。毎回多くの国と地域の大学、語 学学校をはじめとする教育関連機関、銀行などがブースを出展する点が最大の特色である。最大規模の出展数(600校以上)を誇る北京会場では、42の国と地域からの参加があった。
日本からは独立行政法人日本学生支援機構の主催により「平成25(2013)年度日本留学フェア」として、北京・上海の2会場で37機関(大学30校、専門学校・日本語教育機関4校、その他3機関)が 出展した(詳細はその2に記載予定)。
本稿では北京会場と上海会場の各ブースの模様をフォトリポートする。
アメリカのブース
図1-1 アメリカブースのエリア(上海)
図1-2 医薬系で有名なニューメキシコ大学のブース(北京)
図1-3 カリフォルニア州立大学フラトン校のブース(北京)
図1-4 カンザス州立大学のブース(北京)
やはり一番人気はアメリカであった。説明の順番待ちをしているブースも多く、また学校単位で来場していた高校生の団体も散見された。
イギリスなど英語圏のブース
図1-5 イギリスエリア入口(北京)
図1-6 ノーベル賞受賞者を12人輩出したキングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)のブース(北京)
図1-7 リーズ大学のブース(北京)
図1-8 カナダエリア(上海)
図1-9 ニュージーランドブース(北京)
図1-10 ニュージーランドエリアの談話コーナー(上海)
イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏の大学も非常に人気が高かった。特にニュージーランドは留学費用が比較的リーズナブルなためか、各 ブースや談話コーナーなどで担当者と相談する来場者が多かった。
ヨーロッパ各国のブース(その1)
図1-11 フランスエリアの正面入口(北京)
図1-12 フランスエリアの正面入口(北京)
図1-13 フランスエリア(上海)
フランスブースのエリア入口はデザインが非常に凝っており、また各ブースの統一感もあり、ニュージーランドブースと同様に仕切りに電飾を用いた派手な演出で人目を引いた。
図1-14 ドイツエリア正面入口(上海)
図1-15 ドイツの各ブース(上海)
図1-16 ドイツのゲーテ学院(北京)
ドイツの各ブースも盛況であった。各ブースのデザインの統一性も高く、多くのスタッフが揃いのTシャツを着て来場者に対応していた。
( その2)ではその他の国のブースおよび日本ブースを紹介する。