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【16-18】「心に映る中国―訪中日本人観光写真コンテスト」授賞式を開催

2016年 9月13日 中国総合研究交流センター編集部

 2015年10月から2016年5月まで多くの日本人写真愛好家が参加した「心に映る中国―訪中日本人観光写真コンテスト」の授賞式が9月8日、中華人民共和国駐日本国大使館で開催された。

 人民網と中国国家観光局が主催し中華人民共和国駐日本国大使館が後援する本コンテストは、参加資格が「日本人」であるという1点のみで、中国の自然風景、人々の生活風景、街の風貌など、日 本人が感じたありのままの中国を1枚の写真に切り取って応募するという実にシンプルなものである。しかし日本人が現実の、等身大の中国を独自の視点からいかに写真で表現するかは、無限の奥深さを秘めている。& amp; amp; amp; amp; lt; /p>

 授賞式冒頭、程永華駐日本中国大使は「観光旅行は日中民間交流の中でも重要な形式のひとつであり、両国民が旅行を通じて直接交流し、お互いの国の風土や人情を肌で感じ理解することができる。今 回のコンテストに参加された皆さんは両国の民間交流の使者であり、両国を結ぶ架け橋でもある」と本コンテストの意義を述べながら参加者を讃えた。

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写真1 程永華大使のスピーチ

 本コンテストは2015年10月から2016年5月のまでの募集期間に1000点を超える作品が寄せられ、インターネット投票とコンテスト評価委員および写真専門家らの厳しい審査の結果、受 賞作品が選ばれた。

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写真2 会場に展示された作品

 最高賞の特等賞(大使賞)には、鈴村雄誠さんの「夕暮れ」が選ばれた。四川省のチベット族自治州で撮影された、幻想的な明暗のコントラストが特徴の作品で、多くの委員・専門家から、ま たインターネット投票でも非常に高い評価を得た。

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写真3 特等賞(大使賞)受賞作品「夕暮れ」

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写真4 程大使(左)と表彰された鈴村さん(中央)

 鈴村さんは年に3回、海外に写真撮影に行き、そのうち1回は必ず中国を選択しているという。中国の自然と民族に特に関心があり、撮影旅行の際には勤務する会社の同期の中国人と一緒に行動し、そ れが撮影の際に大きな助けになり、今回の受賞も彼らのおかげであるとあらためて感謝の意を表した。