【09-008】朝日に輝く紫竹~上海紫竹科学園区(サイエンスパーク)誕生へのみちのり~
朝日が昇ると、黄浦江に面した紫竹園区は生き生きとした活気に満ち溢れます。「自然環境、文化、科学」を発展理念とし、政府の的確な指導とサポートのもと、紫竹園区は創立七年を迎え、イ ノベーティブなニュー・サイエンスパークとしての基礎が確立されました。
紫竹では研究開発をベースに、集積回路、ソフト開発、新材料、ライフサイエンス、新エネルギー、航空宇宙開発、更にデジタルコンテンツ等を園区の新興産業と位置づけています。「開発主体の民営化、運営メカニズムの市場化、産業-学術-研究の緊密化」等、開発の体制とメカニズムを革新し、紫竹は独自の道を切り開いています。
2009年3月6日,「コカ・コーラ グローバルイノベーション&テクニカルセンター・中国本部園区」が設立されることで、紫竹の発展の歴史にもう一つの新しい輝きが加わりました。時間の座標軸に沿って数ヶ月、数年と紫竹の歴史を遡ると、ダイヤモンドのように燦然と輝く企業の名前を見つけることでしょう。紫竹には国内外で著名な会社が310社あります。インテル、マイクロソフト、ST、ExxonMobil、Borgwarner、Chrysler、サンディスク、オムロン、花王、東レ、ヤマハ、日清食品、日本電計、京浜電子等、それらは夜空にきらめく星のように紫竹の至る所で輝いています。
また中国航空集団、中広核集団、東軟ソフトウェア、および多数の国家級研究センターの加入により、紫竹は中国における科学技術革新の重要な基地へと発展してまいりました。
紫竹には上海交通大学と華東師範大学があり、百名近くの院士、千名の教授、六万名の大学生、大学院生、博士など、優れた人材に恵まれています。高学歴研究者の集積及び研究開発成果の誕生が、紫竹に豊富な人材資源と技術サポートを提供しています。
情熱はイノベーションを育て、夢は実現の原動力となります!上海紫竹大学生/教師創業センターと中国青年創業国際計画(YBC)紫竹創業基地では、自らのイノベーションの種が、紫竹という豊かな土壌に芽生え、根を下ろそうとしています。例えば、上海漢翔情報技術有限公司はグローバル・モバイル・イノベーション大賞を獲得し、上海瑞一医薬科技有限公司のインキュベータを卒業、市場に進出しています。近い将来、「中国イノベーション」の旗が紫竹の上空で翻ることでしょう。
2008年12月26日に着工した紫竹浦江半島の生活区には、美しい川沿いの景観とさざ波がきらめく湖"慧湖"があります。将来的にはハイ・クラスのファイブ・スターホテル、一流設備を備えた病院、ショッピングモール、更に幼稚園から小中学校まで完備されます。国際的大型エコ・コミュニティーとして、情熱と夢を持った人が集まり、調和の取れた永遠の故郷を育ててゆくでしょう。
黄浦江の流れにはぐくまれた紫竹。人々の望むベターライフへの夢と期待に応え、まるで朝日が輝くように、その輝きとパワーは永遠に成長してゆくでしょう。
毎日、2万人近くの人々が紫竹で働いています。
そのうち、大学卒以上の学歴を保有する人の割合は95%、うち修士が34%、博士が16%に達します。
知的財産権の累計申請件数は4247件、そのうち、3742件は特許をとりました。