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【13-001】JST顧問沖村憲樹氏「中国科学院科学技術政策と管理科学研究所」の国際顧問に就任

2013年 5月10日

 2013年5月2日、(独)科学技術振興機構(JST)中国総合研究交流センター(CRCC)の上席フェロー沖村憲樹氏は、「中国科学院科学技術政策と管理科学研究所(IPM))」の 穆栄平所長の招聘を受け、IPMの国際顧問に就任した。

 就任式の後、IPMの若手政策研究員たちに囲まれ、沖村国際顧問は「日本の科学技術の概要」について講演し、日本の財政問題、日本の科学技術の発展・特徴・問題点、中 国発展の将来予測などについて自らの経歴・経験を踏まえ、分かりやすく説明した。若手研究員たちは講演に大きな関心を示し、特に日本の科学技術基本計画、技術移転体制、J STの資金配分システムや日中政策比較などについて沖村新国際顧問に質問を出した。

 IPMは中国科学院の100以上の研究所のうち、科学技術政策を研究対象にする唯一の研究所である。これまで、文部科学省科学技術政策研究所、C RCCなど日本の科学技術関連機関と多様な研究協力関係を結んできた。沖村氏のIPM国際顧問就任について穆栄平所長は、「日中両国の科学技術発展、とりわけ政策研究分野の協力・交流促進に大きな意味を持つ」と 喜びを語っている。

写真1

日本の科学技術について講演する沖村氏

写真2

IPM若手研究者たちと記念写真に納まる沖村、穆両氏

写真3

穆栄平IPM所長から国際顧問委任状を受け取る沖村氏