【13-005】上海ソフトウェア企業代表団がJSTを来訪
石川 晶(中国総合研究交流センター) 2013年10月 2日
2013年9月20日、上海ソフトウェア企業代表団が独立行政法人科学技術振興機構(JST)を来訪し、JST中国総合研究交流センター(CRCC)と意見交換会を開催した。
代表団の代表である王群英上海市商務委員会副調研員は、今回組織された代表団はこの訪日の機会で、日本の産学官それぞれとより強固なパートナーシップを構築することを目的として、訪問先の各企業、大学、官 公庁および関連団体との交流を深めていきたいと語った。
意見交換会ではCRCCのミッション、事業の概要を代表団側に説明し、代表団も各企業の概略と日本との関係性などを説明した。
代表団のメンバーが経営する企業の幾つかは、すでに日本の大手通信会社、大手民間シンクタンクとの取引や提携の実績があり、日本国内に支社、営業所も構えているという。
またその中には5人の大学生によって設立されたが、現在では従業員が1000人を超えるほどにまで発展した企業もあるという。
今後JSTと代表団は、特に産学連携に関して連携が可能かどうかを模索していくことを双方で確認した。