2014年度中国病院影響力総合ランキングトップ50

2015年 6月24日（中国総合研究交流センター編集部）

　中国医学科学院医学情報研究所は、自身が運営する専門の医学系ウェブサイトで2014年度中国病院影響力総合ランキングトップ50を発表した。これによると、北京協和病院、解放軍総病院、四 川大学華西病院がトップ3に輝いた。また、評価基準についても、次のように公表された。主な基準となるのは、7月1日までに中国引用文データバンクで検索される病院発表の医学専門論文数、医学専門論文H指数、医 学専門論文の被引用数。また、2008年10月31日から2013年10月31日までにGoPubMedデータバンクで検索された病院発表の医学専門論文数、医学専門論文発表医師数などである。

　医信天下中国医学科学院医学情報研究所の許培揚氏、徐立水氏が率いる専門評価委員会によって、各病院の科学研究水準と臨床技術水準の研究分析が行われ、各病院に技術評価と総合評価が行われた。また、一 定の比例換算から総合ランキング値が導き出され、これに基づき医信天下中国病院影響力ランキングが発表された。

　医信天下はランクインした病院に対して、病院の特徴に基づいてそれぞれ推薦理由を提示している。その理由は次の通りである。①資料の検索および専門家の討論を通じて特色の紹介がなされている。② 国内外の医学データの検索を通じて病院の医学研究水準を分析している。③病院の各診療科の名声レベルと専門家の討論から最優秀診療科が推薦されている。④ 国内外で発表された質の高い論文がそれぞれ10本ずつ添付されている。

出典：Bioon.com