2009年07月20日-07月24日
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世界初、660キロボルト級直流送電線の工事が全面スタート

2009年07月23日

 寧夏回族自治区東部と山東省を結ぶプラス・マイナス660キロボルト級直流送電線モデルプロジェクトの起工式および、施工・監督管理契約調印式が17日、北京で行われた。国 有資産管理委員会(国資委)のウェブサイトが22日に伝えた。

 調印式では、国家電網公司建設部と山東電力集団公司が、河北省電力公司、山西省電力公司、陝西省電力公司、寧夏電力公司と委託建設管理取り決めに調印した。また、国家電網河北公司、山西公司、山東公司、陝 西公司、寧夏公司はそれぞれ、落札機関と施工・監督管理契約に調印した。

 電圧がプラス・マイナス660キロボルト級の直流送電線工事は、今回が世界初となる。コンバータステーションは水道・電気、土地ならしなどの基礎工事が終了し、現在主要設備の入札・調達が行われており、要 となる技術の研究では段階的な成果が得られた。

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