中国航天科工信息技術研究院が19日、新たに設立された。同研究院は、元の中国航天科工信息技術研究院をはじめ、中国航天科工8511研究所、北京航天観測制御技術開発公司、中 国航天系統工程公司によって再編され、今回設立の運びとなった。科技日報が20日伝えた。
新たな信息技術研究院はイノベーションに力を入れ、宇宙科学技術に関わる戦略情報技術の研究やシステム集積、製品開発の能力を全面的に高め、武器・装備の情報化や人工知能化のレベル向上を目指す。さ らに軍事用情報システム・製品・技術開発を手がけると同時に、軍事工業技術の成果と核心能力の強みを生かして、民間用もしくは軍民両用の情報技術および製品の発展にも力を注ぎ、宇宙技術の応用範囲を一層広げ、情 報の取得・伝達・処理・応用技術の研究のほか、衛星通信・衛星ナビゲーション・情報化総合テスト・保全などシステム集積と製品開発の方面で集団的な核心競争力を向上し、研究院の持続可能な発展能力を増強する。& amp; amp; lt; /p>
中国航天科工の許達哲社長は、情報技術研究院の再編について、宇宙科学技術内部の情報技術分野における優勢資源の有機的な統合を通じて、態勢メカニズムを革新し、新たな情報技術研究院の再編・設 立を通じて情報技術産業の発展を加速し、宇宙科学技術の主体業務を一層強化し、世界一流の宇宙開発・国防事務を手がける企業になるという目標に向け力強いサポートを提供する。