「エネルギー資源を節約し、生態環境を保護し、安全と健康を保障する」をテーマにした全国科学技術普及デーのイベントが19日から25日にかけて全国各地で同時開催される。中 国科学技術協会資源弁公室の牛霊江主任によると、北京でのメインイベントは中国科技館（新館）と中国科学院オリンピック科技パークで同時に催され、近 く主催者から北京市内の一部のコミュニティに1万2000枚の無料入場券が配布されるという。また一般市民は全国科学技術普及デー期間中、科技館新館の窓口で身分証を提示して入場券を受け取れば参観が可能となる。
北京のメイン会場では主に、「科学の発展を堅持・革新が未来をリードする」をテーマにした全国青少年による作品展のほか、中国科技館ではイノベーション主体の参観ルート、中 国科学院オリンピックパークでは一連のイノベーション体験といった三大イベントが催される。このほか、第 24回全国青少年科技革新大会と第9回中国青少年ロボットコンテストで好成績を残した選手が会場で自慢の作品を北京の一般市民に披露する。会場にはさらに、青少年69人の発明物語が展示され、そ れをまとめた冊子が来場した子供たちにプレゼントされる。
今年の全国科学技術普及デー活動期間中、実情に合わせて全国各地で様々なイベントが企画されている。大まかな統計では、全国31行政区と新疆生産建設兵団によるイベントが3200以上開催されるほか、全 国の700以上の科学技術普及モデル県（市・区）と200以上の科学技術普及教育基地でいずれもイベントを催し、190台のイベントカーがコミュニティや農村、学校などを回り、科 学技術普及活動を展開することになっている。