中国工程院の劉先林・院士は13日に人民網のインタビューを受け、「中国は現在、月面の地形に中国人科学者の名前を命名するため、準備を行っている」と述べた。人民網が14日に伝えた。
ネットユーザーの一人は、「月面の名前のほとんどはロシア人の名前です。月に自分の名前をつけることができるのは、月に先に着陸した人なのでは?」と質問。
この質問に劉院士は、「中国では、命名の事務は民政部が管理している。民政部は命名の件について、月探査プロジェクト方面とすでに話し合いをしている。しかし、月面の命名は、関 係国際機構の認可があってこそ有効となる」と回答した。
劉院士によると、月面命名の件は鑑定会において、各指導者や専門家からも話題にあがったという。さらには、今から候補としていくつかの名前をあげておいたほうがいいとする人もいたという。