2009年10月01日-10月02日
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第13回世界湖沼会議、武漢で来月開催

2009年10月16日

 13日に行われた「第13回世界湖沼会議第2回記者会見」で、環境保護部の呉暁青副部長は、第13回世界湖沼会議を11月2日から5日かけ、湖北省武漢市で開催すると発表した。世 界各地から1千人を超える専門家や学者が集い、会場には湖沼の環境対策に向けた最新技術が紹介されるほか、湖沼の持続可能な発展に知的かつ技術的なサポートが提供される。「科技日報」が15日伝えた。

 中国には湖沼が多く、天然の湖沼が2万4800カ所以上存在する。しかし、経済社会の急速な発展に伴い、多くの湖沼が汚染され、生態系が破壊され、富栄養化問題が日増しに深刻化している。世 界湖沼大会はハイレベルな学術交流として知られ、政府や科学技術、企業、一般市民の間の交流や意思疎通を図る役割が期待されている。今回の会議では、5回の報告会、31回の学術会議のほか、「省長との対話」や「 市長フォーラム」をはじめ、各国の大学生や若手の学者が参加する「青年湖沼保護活動」、「中日韓少年湖沼・湿地保護活動」が企画されている。また、会 場には湖沼保護管理や汚染改善に関わる技術の展示なども附設される。

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